なにかとタメになるブログ

知ってるとタメになる情報をお届けしています。

*

ザリガニの釣り方のコツ。餌は何がいい?場所と時期は?

      2017/07/17

ザリガニの釣り方のコツ
子供の頃、よくザリガニ釣りをして遊んだものです。
でも最近は本物のザリガニを見たことがないという子供も多いようですね。

遊びといえばゲームばかりになりがちですが、できれば子どもたちには自然を味あわせてあげたいものです。

ザリガニ釣りは準備が楽で、しかも誰でも簡単に釣れるのがいいところ。
子どもたちも初めて見るザリガニに、目をキラキラさせること間違いなしです。

ここではザリガニ釣りのコツ、釣る時の餌、場所や時期についてご紹介しています。

スポンサーリンク

ザリガニの釣り方のコツ

「釣り方のコツ」って書きましたが、正直そんなにコツっていらないんですよね。
それくらいザリガニ釣りって簡単なんです。

とは言っても、初めての場合は何をどうしていいのかわからないと思いますので、まずはザリガニ釣りに必要な道具と釣り方をまとめました。
ホント、簡単なのでご安心を。

やっぱり釣りは釣れないと楽しくないですもんね。

ザリガニ釣りに必要なもの

  • 割り箸

    そのへんに落ちている枝などでも代用OK。
    遠くのザリガニを狙うときは、長めの枝のほうが良いです。

  • タコ糸

    もちろん釣り糸でもOK。なんならそのへんに生えているシュッとした固めの草でも大丈夫なくらい。
    ザリガニは魚みたいに警戒心がないので、糸が見えていようが まわりで仲間が釣られていようが全然へっちゃらです。

  • エサ

    後述しますが、基本ザリガニは雑食なんで、冷蔵庫に余っている色んなものが利用できますよ。

  • バケツ

    釣ったザリガニを入れておく容器を用意しておきましょう。
    場所によっては結構バカスカ釣れるので、大きめのほうが良いかもしれません。

ザリガニを入れるバケツ

ザリガニの釣り方

  • ザリガニが見えている場合

    場所にもよるんですが、比較的水が透明で、ザリガニがいるのが見えているような場合なら、そのザリガニの目の前にエサを垂らします。
    離れていると結構無視されます。

    目の前にエサが来るとすぐに食いついてきますが、ここで慌てると失敗します。
    しっかりとハサミで挟んだ事を確認してから引き上げるようにしましょう。

    一旦食いついたザリガニはなかなかエサを離しません。
    離しゃいいのに「せっかくの獲物を取られてなるものか」と必至でぶら下がったまま釣り上げられます。

    たまに引き上げてる途中にポトって落ちてしまうのは、たまたまエサをしっかり挟めていなかったか、エサ自体が糸から外れてしまった場合が多いですね。

    また、あまり勢い良く引き上げるとその反動で落ちることもありますし、逆にゆっくり過ぎるとザリガニがエサをあきらめて離してしまう事もあります。

    逃げられないよう、引き上げる際に下からそっと網ですくうと確実です。

  • ザリガニが見えていいない場合

    水が濁っていて見えない場合ってありますよね。
    ザリガニは石の隙間や陰にかくれていたり、水草の近くに潜んでいることが多いので、そういったポイントににエサを垂らします。

    ゆーっくり動かしてると手応えを感じる瞬間がありますので、焦らずしっかりと食いつかせます。

    ザリガニはエサをゲットすると、落ち着いた場所に餌を持ったまま身を潜めようとします。
    そうなると引っぱってもなかなか取れなくなってしまうので、手応えがあれば早めに、そして落ち着いてゆっくりと引き上げるようにしましょう。

ザリガニ釣りの餌は何がいい?

ザリガニは貪欲というかガツガツしてるんで、はっきり言って大抵のものには食いつきます。パンやポテチなんかも食べるんですよ。

レタスなどの生野菜も食べなくはないんですが、魚介系の臭いの強いもののほうが食いつきます。

  • するめ、あたりめ

    ふやけても比較的しっかりしてるし、ハサミではさまれてもちぎれにくい。

  • ちくわ

    輪切りにしておくと糸が結びやすい。

  • いりこ

    少々結びにくいのと、ふやけると糸から外れてしまいやすいのが難点。

  • 魚の切り身

    できれば皮がついた状態のものほうが、ちぎれにくくてグッド。
    なので、アラとかでも充分です。

  • むきえび

    友釣りみたいなもんですね。
    何回かはさまれてるうちに、気がついたら無くなってる事が多いです。

    でも、もったいないのであまり使いません。

魚肉ソーセージやカマボコの切れ端など、適当に家に余ってそうなものでOK。

強いて言うなら、糸にくくりつけやすく、ザリガニがはさんでぶら下がっても、ちぎれにくいものがいいですね。

あと、はさみやすい大きさというのも結構大切

ハサミのちいさなザリガニにはエサも小さめにしたほうがはさみやすいんですが、中には馬鹿でっかいのがいるので、そういうヤツはエサが小さいとかえって挟みにくくなるんですよね。

また、あまりエサが軽いと水に沈みにくいので、そんなときはエサの20センチくらい手前に小石をくくりつけてオモリの代わりにします。
石はゴツゴツした細長いもののほうが縛りやすいし取れにくくていいですよ。

このように道具は適当にそのへんに落ちてるものを利用できます。
何ならエサも現地で調達できます。

子供の頃 良くやったのは、まず小さなカエルを見つけてきて、足の先から皮をズルっとむいて、それをエサにしてました。
うまく釣れたら、今度はそのザリガニの尻尾部分をちぎって皮を剥いでエサに。
これがまた、よく釣れたんですよ。

でも、思えば随分残酷なことしてました。今では絶対にできないです。
カエルさん、ザリさん、ごめんなさい。

スポンサーリンク

ザリガニ釣りの場所と時期

ザリガニ釣りで一番重要なのは場所選びです。
当たり前ですが、ザリガニがいない場所では釣れません。
逆に、いる場所ならほぼ確実に釣れます。それくらいカンタン。

ザリガニがいる場所

池や小川、田んぼ近くの側溝、用水路など、結構どこにでもいるイメージなのですが、最近の都会の人工的なところではあまり見かけなくなってきていますね。

まずは近所の公園のため池、用水路を見てまわってみましょう。

ため池のまわりのコンクリート部分や浅瀬のところに出てきてグテ~っとしていることがあります。
人が近づくとシャーーっとバックで逃げるんですけどね。

水草や石のスキマや陰などに潜れていることも多いですよ。

神社の池や御陵の堀にもたくさんいますが、釣り禁止のところもあるので、事前に下調べしておきましょう。

ザリガニが居そうなため池

ザリガニが居そうな小川

ザリガニが居そうな用水路

ザリガニ釣りの際に注意しておきたい点

小さな池や用水路であっても、雨などの影響で増水しているときは危険です。
地面がぬかるんでいたりすると、うっかり足を滑らす原因にもなりますので注意しましょう。

それから、このような自然の場所には やぶ蚊やブヨなどの虫がいます。
春先から夏場にかけては大量発生することがあります。
特にブヨに刺されると後々かなり厄介なので、できれば長袖と長ズボンを着用し、虫除けスプレーなどを準備しておくといいですね。

と言いますのも、実は私本人が先日ふくらはぎを刺されてしまいまして。。。
無残に腫れあがってしまいました。

こんなことにならないよう、くれぐれも気をつけてくださいね。

 参考記事 

■虫刺されで腫れて痛い!ひどい場合はブヨかも?対処法は?
■ブヨに刺されて腫れたときの対処法。冷やす?温める?検証結果は?

ザリガニ釣りに適した時期は?

ザリガニって年中いるんですが、水温が低くなる冬は活動できず冬眠します。
なので、冬以外の大体5~11月頃の間くらいであれば大体釣れます。

あまり寒い時期にザリガニ釣りすることもないと思いますので、おそらく釣りに行くであろう春先や夏から秋口にかけての時期なら問題ありません。

ちなみに、夏場はカブトムシやクワガタムシが捕れるシーズンでもあります。
ザリガニ釣りの次は昆虫採集というのもまた楽しそうですね。

 参考記事 

■カブトムシの捕まえ方のコツ。採集準備や道具は?エサで罠を仕掛けるなら?

釣ったザリガニは家で飼うかリリースする

釣ったザリガニは家で飼うことも出来ます。

ただし、たくさんのザリガニを飼うにはかなり広い水槽が必要になります。

一般的な40cmくらいの水槽なら2匹が限界。欲張って持って帰っても共食いしてしまいます。
大漁であっても飼える分以外は逃がしてあげましょう。

「でもザリガニって臭いからなあ」と思ってる方、大丈夫です、ちゃんとした飼い方をすれば臭くないですよ。

 参考記事 

■ザリガニの飼い方は初心者でも簡単!飼育に必要なもの/長生きの秘訣は?
■ザリガニの水槽が臭い!原因は?ニオイを消す対策と飼育方法

まとめ

いかがだったでしょうか。

自分がぶら下げた餌でザリガニを釣り上げた瞬間は、なんとも言えない嬉しさがあります。
最初は怖がっていたお子さんも、一度釣れたらきっと夢中になりますよ。
っていうか、結構パパのほうがハマったりして。

今まで図鑑でしかザリガニを見たことがなかった子どもたちも、実際に見る 生きたザリガニには興味津々。
またこのような場所では、亀やカニ、イモリなども見かけることが多いので、別の新しい発見があるかもしれませんね。

自然と接する事が減った現代の子どもたちにとって、こういった機会はとても貴重な経験になりますし、親子の触れ合いのきっかけにもなります。
お子様と一緒に、ぜひ楽しい一日をお過ごしください。

良い思い出づくりになればいいですね。

スポンサーリンク

 - 雑学