干支の子年の性格と特徴。子と相性の良い相手と悪い相手は?
2019/12/19
2020年は子年(ねずみどし)。
十二支の一番最初の年ということもあり、気分も新たに迎えられる方も多いんじゃないでしょうか。
ところで干支(えと)の子(ね)とは一体何でしょう?
ここでは子年生まれの性格や特徴、相性のいい干支などをご紹介しています。
意味や由来なんて気にしたことがないという方、新たな年について知っておくのも悪くないですよ。
干支の子年の性格と特徴
常に明るく、家族や仲間に対する愛情が溢れているのが子年生まれの特徴。
計画性があり行動力に優れているため、小さなことをコツコツと積み上げながら最終的に大きなことを成し遂げるタイプ。
また人当たりが良く 細かいことに気配りができるため、誰かをサポートする立場では絶大なる信頼を得ます。
その反面、几帳面で用心深い性格のため周りから消極的と見られてしまうこともしばしば。
また節約家のためお金を貯めることは得意ですが使うのは苦手。使うと無くなるという不安がつきまとうため、周りからはケチなイメージをもたれることも。
良くも悪くも、周りの評価を気にせず自分の行動に自信を持っているのが子年の特徴です。
干支の子の意味と由来
子年の意味
十二支の中の一番最初(1番目)の干支である「子」。
読み方は「ネ」もしくは「シ」。一般的には「ネズミ」ですね。
干支を覚えやすくするために動物が割り当てられたという話は有名ですが、本来は子年の「子」はネズミではなく、その字が示す通り子供を表しています。
つまり新たな命の誕生、新しいものが生み出される、という意味があるんですね。
子年の由来
「子(ネズミ)」についての由来が面白いのでご紹介しておきます。
その昔、神様が動物たちを集めて言いました。「元旦になったら自分のところに来るように」と。
一番乗りしようと考えた牛は、自分の歩みの遅さを考え、他の動物たちより一足先に出かけることに。
その牛の背中にこっそり乗っていたのがネズミ。
牛がようやくたどり着こうとしたその瞬間、牛の背中から飛び降りたネズミは真っ先に神様の許に走って行き、ちゃっかり一番乗りを果たしたそうです。
このことから干支の一番目は子(ネズミ)、2番目が丑(ウシ)となっているといわれています。
十二支による分類
- 子の刻 / 午後11~1時(夜半)
- 子の方位 / 北
- 子の月 / 11月(旧暦)・12月(新暦)
- 子の五行 / 水気
- 子の陰陽 / 陽
- 子の十二辰 黄道十二宮 / 宝瓶宮
「子」は十二支最初の年。陰陽は「陽」
新たなる始まりの年として、また前年の「亥」までに蓄えられたエネルギーを「陽」のパワーとして発揮できる年でもあります。
干支の子と相性の良い相手と悪い相手は?
◯ 子年と相性の良い相手
第1位 辰(たつ)
自分に足りないものを持っている相手に魅力を感じ惹かれ合います。
また短所などを補い合うことでお互いを高め合う関係になれます。
独創的で気まぐれな「辰」にとって、細かな配慮に富んだ「子」はとても頼り甲斐のある存在。
同じ目標に向かって進む相手としては、最高のパートナー関係が築けます。
第2位 申(さる)
明るいけど神経質な「申」と、 人当たりがよくしっかり者の「子」は相性ピッタリ。
一見、主(申)と従(子)の関係に見られがちですが、実はプライド高き「申」を「子」が手の平で転がしている状態。
それを悟らせないだけの包容力が「子」にはあります。
派手好きで飽きっぽい「申」に呆れてしまうこともしばしばですが、諦めずうまくコントロールすることで良い関係を保つことができます。
第3位 丑(うし)
粘り強く努力家である「丑」は、「子」と良く似た性格であるため、共感できる部分も多く意気投合します。
また共に誠実で真面目な部分を持ち合わせてるのですが、お互い自己表現が苦手な上に優柔不断であるため、なかなか話が前に進みにくいことがあります。
どちらかが積極的に方向性を示すことで物事がスムーズに進行するようになるでしょう。
✕ 子年と相性の良くない相手
第1位 午(うま)
物事を地道に進めるタイプの「子」にとって、大雑把で細かいことが苦手な「午」の行動は理解し難く、その考えについていけません。
根本的な価値観が正反対であるため反発し合い、一緒にいるとストレスが溜まります。
険悪な雰囲気は表には出さないものの、双方の間には見えない高い壁が存在します。
トラブルを起こさないためには、一旦相手の意見を受け入れ、お互いに歩み寄る努力が必要です。
第2位 卯(うさぎ)
似た部分をたくさん持っている「卯」と「子」ですが、ライバル視する傾向が強く、気持ちが対立してしまいます。
お互いの考え方を受け入れることができず、つい相手の行動に批判的になりがち。
無理に一緒にいると互いの良い部分を潰しあってしまうため、常に一定の距離感を保っておくことが大切です。
第3位 酉(とり)
決して考えを曲げようとしない「酉」。その頑固さにストレスがたまります。
考え方や意見の食い違いも多く、なかなか歩み寄ることができません。
話をしても噛み合わず、理解し合えない不安から揉め事が絶えず、一緒にいると疲れます。
自分とは違うという事をはっきりと認識しておくことが必要。
関連記事■申(さる)年の性格・相性はこちら
■酉(とり)年の性格・相性はこちら
■戌(いぬ)年の性格・相性はこちら
■亥(いのしし)年の性格・相性はこちら
十二支の子年に関するまとめ
最初の方でご紹介した通り、登場する動物は十二支を覚えやすくするために後から割り当てられたものです。
なので動物の特徴がそのまま人間の性格に反映されているわけではありません。
ですが、動物同士でも共存したり対立したりするように、人間にも合う合わないといった相性はあるもの。
あまり気にしすぎることなく、あくまで占いと思って楽しんでいただけましたら幸いです。