干支の酉年の特徴と意味って?相性の良い相手と悪い相手は?
2019/11/25
2017年は酉年ですね。
年男・年女の方は色々と気になることもあるのではないでしょうか。
「酉年の特徴や意味って?由来は?」
「どんな性格?」
「そもそも酉って何の鳥?」
「酉と相性の良い相手や悪い相手は?」
まずは順番に見て行くことにしましょう。
干支の酉年の特徴は?
干支の酉ってどんな性格?
朝、必ず決まった時間に鳴くといわれるほど時間に正確な鶏。
もともとは「時」を知るために飼われていたというくらいです。
その正確さからも分かるように、とても几帳面な性格。また親切で世話好きとも言われています。
頭の回転が早く知的。その几帳面さとは裏腹にとても大胆な決断を下せるのもこのタイプです。
自分への自信とプライドが高いため、ときに冷静さを失い、まわりをあたふたさせることも。
そのため思わぬ誤解を招き、敵を作ってしまうことがありますが、それらをひっくるめて人間的魅力に溢れているのがこの酉年生まれの特徴です。
犬猿の仲という言葉がありますが、元々仲の悪かった猿と犬の間に入って喧嘩の仲裁をしたのが「とり」だという言い伝えがあります。
たしかに干支ではそういう順番になってますね。
ところで干支の酉って何の鳥?
一般的には「酉=鶏」という認識になっています。
酉に限らず、十二支に当てられた文字はもともと庶民には馴染みがないものだったため、それを覚えやすくするために馴染みのある生き物が割り当てられました。
一番馴染みのある鳥は雀や鳩ではなく「鶏」だったんですね。
干支の酉の意味と由来
十二支10番目の動物である「とり」は神鶏とも呼ばれ、神の使いとされています。
太陽が昇るとき必ず鶏が鳴くため、鶏の鳴き声には太陽の神を呼ぶ力があるとされていました。
岩屋に隠れてしまった天照大神(あまてらすおおみのかみ)を外に出すため、まわりでどんちゃん騒ぎをした神様たち。
何事かと天照大神が戸を開けたところを引っ張りだされ、おかげで世の中に無事光が戻りました。
このどんちゃん騒ぎに鳴き声を上げて参加したのが鶏(常世長鳴鳥)で、その功績から神鶏と呼ばれるようになったんですね。
十二支による分類
- 酉の刻 / 午後5~7時(夕刻)
- 酉の十二辰 / 金牛宮
- 酉の方位 / 西(N)
- 酉の月 / 8月(旧暦)・9月(新暦)
- 酉の五行 / 金気
- 酉の陰陽 / 陰
干支の酉と相性の良い相手と悪い相手は?
◯ 酉年と相性の良い相手
第1位 亥(い)
それぞれの本質的な部分に魅力を感じ、互いに惹かれ合います。
派手好きが目立つ酉ですが、その内面の優しさを亥は理解しています。
一緒にいる事でやすらぎを感じられる存在です。
第2位 辰(たつ)
お互いの個性を認め合える関係です。
熱しやすく冷めやすい酉ですが、その気まぐれを受け入れられるだけの懐の深さを辰は持っています。
それぞれのプライドを理解し、尊重し合うことでより絆が深まります。
第3位 丑(うし)
良き相談相手でもあり、頼れるパートナー。
素の自分を理解してくれるので、オープンな気持ちで付き合えます。
たまにそっけなく感じることもありますが、それは丑の特徴なので気にしなくても大丈夫です。
✕ 酉年と相性の良くない相手
第1位 酉(とり)
同じ気質と その気位の高さから、お互いのプライドがぶつかり合います。
相手と考えを合わせることが出来ず敵対心を持ってしまうことも多いので、揉め事に発展しやすい傾向にあります。
お互いの良い点を尊重することが出来れば、協力関係を築ける可能性もあります。
第2位 午(うま)
本質的な考え方が違い、それを受け入れられません。
意見が咬み合わないことも多く、無理に理解しようとすればストレスを招き消耗します。
自分を主張せず、相手を批判しないことが大切です。
第3位 子(ね)
考え方や意見がすれ違うことも多く、お互いの良い部分を引き出せません。
また、自分を理解してくれていないような態度が、気持ちを不安にさせます。
そのため誤解を招くことも多く、トラブルに発展することも。
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■子(ねずみ)年の性格・相性はこちら
十二支の酉年に関するまとめ
いかがだったでしょうか。
中国の陰陽五行説からなる干支。その思想の根本は陰と陽、つまり物事には表と裏のように相反する関係がある、といった考えが元になっています。
個人に関しても良い部分と悪い部分、合う相手と合わない相手が存在するのもうなずけますね。
あくまで言い伝えなので気にしすぎる必要はありませんが、うんちくとして知っておくとおくのもいいかもしれませんよ。