干支の申の意味って?どんな性格?相性の良い相手って?由来は?
2019/11/25
2016年は申年ですね。
年男の人や年女の人は、何となく自分にとって特別な一年であるような気になりますよね。
ところで干支ってなんなんでしょう? 申ってどういう意味があるんでしょう?
申年の性格って? 相性の良い相手って?
普段、あまり深く考えることないですよね。
でも申年生まれなら、この機会に自分の干支のことくらいは知っておいても損はないですよ。
干支の申の意味は?
「申」の本来の読み方は「サル」ではなく「シン」でした。
十二支に使われている漢字は、もともと時刻や方位、運勢などを示すためのものだったんです。
その後、10に分類される十干(じっかん)と12に分類される十二支(じゅうにし)が合わさって出来たものが干支(えと)です。
干支(えと)は十二支(じゅうにし)の12分類を引き継ぎ、わかりやすくするため、それぞれにに動物が割りあてられました。
なので特に意味は無いのですが、いわれはあります。
申年のいわれ
十二支9番目の動物である「さる」は山の神の使いです。
もともと器用で相手の気持ちに入り込む事に長けていた「さる」は山の賢者として信仰されていました。
十二支による分類
- 申の刻 / 午後3~5時
- 申の十二辰 / 双児宮
- 申の方位 / 南西微北(NW/N) ※南南西よりやや南寄り
- 申の月 / 7月(旧暦)・8月(新暦)
- 申の五行 / 金運
- 申の陰陽 / 陽
干支の申の性格は?
好奇心旺盛で要領がいいのが特徴。
愛嬌がよく、天性の明るさをもっているため、周りから慕われます。
頭の回転が良く相手の機嫌に応じた対応ができ、上手く立ちまわる事が得意です。
また話術に長けており、人を使うのが上手なので、上に立つことができるタイプの人が多いのも特徴です。
目立ちたがりやでお調子者ですが、繊細な一面も持ち合わせているため、意外にも恋愛に関しては臆病。
飽きっぽく自分勝手な面があるので、人間関係のトラブルには注意が必要です。
干支の申と相性の良い相手と悪い相手は?
◯ 申年との相性の良い相手
第1位 <巳(み)
懐の深い巳年の優しさに、心地よさを覚えるでしょう。
お互いの事を理解し合えるので、一緒にいると落ちつきます。
しかし一度犯した過ちを決して許さない巳年なので、気を抜かないよう注意が必要です。
第2位 子(ね)
とても相性がよく、協力し合えるパートナーです。
一緒にいると楽しい存在ですが、お互いの個性がぶつかることで喧嘩に発展することも。
第3位 辰(たつ)
お互いの個性が魅力となって、惹かれ合います。
自分にない部分を相手が補うという、バランスのとれた組み合わせです。
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✕ 申年との相性の良くない相手
第1位 寅(とら)
お互いの個性と気の強さがぶつかり合います。
考え方の違い、対応のしかたなど、それぞれが主張しあい決して折れません。
一緒にいるとエネルギーを消耗するので疲れます。
第2位 卯(う)
意見や考えが咬み合わないことが多く、揉め事ががおこりやすい相手です。
大きな気持をもって受け入れることが出来ればうまくやっていけるかもしれませんが、その分ストレスは溜まります。
第3位 午(うま)
双方の個性が強すぎ、根本的に合いにくい相手です。
お互いの良さを潰し合うことが多く、共に成長するということが難しいでしょう。
■酉(とり)年の性格・相性はこちら
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十二支の申年に関するまとめ
いかがだったでしょうか。
普通に考えると、その年に生まれた人間全員が同じ性格であるはずがありません。
しかし学校の先生などに言わせると、明らかに学年による個性の違いを感じるといいます。
それが干支に関係するのかどうか定かではありませんが、昔から言い伝えられてきた文化の一つとして、大切に継承していきたいですね。