厳島神社のおみくじ4番/神代七世兆 平の読み方と意味
2016/12/31
厳島神社のおみくじ4番
神代七世兆(平)について解説しています。
厳島神社のおみくじ4番
神代七世兆(平)
これは男女ありていまだ交わらざる兆にて何事も時いたらず、
気永く時節を待ちてなさざれば、よろしからず。
物事静かに心がくるときはよしとしるべし。
方 角:南東の方よし
待 人:来たる
建 家:家移り、よし
勝負事:かなわず
旅 立:よし
病 気:おいおいよし
失 物:今でがたしのち見つかる
縁 談:よし、いそぐべからず
商 売:買売いとも悪し
神代七世兆(平)の読み方
神代七世兆[かみよななよのちょう]
平[たいら]
神代七世兆(平)の意味
男女があってもいまだ交わる気配もなく、何事にも至ること無かったとしても気長に自然の移り変わりを待っていればそれで良いのです。
物事に対し静かに気持ちが動く時が良い時だということを知っておきましょう。
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まとめ
神世七代(かみのよななよ)とは古事記にて天地開闢のときに生まれた七代の神の総称です。
神代七代、天神七代ともいいますが、このおみくじの「神代七世」は聞きなじみがありません。
それはさておき、
最初の神様である天之御中主神(アメノミナカヌシ)は、元々は男女の区別がなかったのですが、やがて神々にも男女という異性の区別ができ、そして愛が生まれ夫婦となるというお話です。
つまり、物事は成るべき時に成るべくして自然に成る、ということです。
急いで結果のみを追求しても何も変化が感じられない時というのはあるもので、何事もあせらず、自然に移り変わっていく過程を気長に待つことも大切です。
人の心も同じで、変えようと頑張っても思うようにいかないもの。
今は水の流れに静かに身をまかせておき、なにか動きに変化が感じられた時が一番良いタイミングだという事を理解しておきましょう。
ということが、この引用から感じ取れます。