厳島神社のおみくじ9番/夜見国兆 凶の読み方と意味
2017/10/26
厳島神社のおみくじ9番
夜見国兆(凶)について解説しています。
厳島神社のおみくじ9番
夜見国兆(凶)
これはとおきたびだちつつしむべし
たこくにありてはなんぎすべし、とうなんの用心かんようなり、
ものごとけがれより、いろいろのわざわいおこるべし、
はやくこころをあらたむればすえずえはよきかたにおもむくべし
方 角:北の方よし
待 人:おそけれどもきたる
病 気:ながびくがなおる
建 家:やうつり さわりなし
勝負事:まけ
失 物:いでても、てにいりがたし
商 売:かうはさわりなし、うるはわるし
縁 談:わるし
夜見国兆(凶)の読み方
夜見国兆[よみるくにのちょう]
凶[きょう]
夜見国兆(凶)の意味
遠くに行くことは慎みましょう。
故郷意外の場所で難儀します。盗難に用心することが大切です。
穢れた行いをすると、いろいろな災いがおこります。
早く心を改めれば、後々は良い方向に向かうでしょう。
まとめ
故郷を離れ、遠くに行くことはやめておいたほうが無難です。
地元に慣れ親しんでいるあなたにとって、知らない土地での生活はまさに苦労の連続です。
また盗難など、思わぬ災難にあうかもしれませんので注意しておくことが大切です。
穢れた(けがれた)行いに対する災いとありますが、ここでいう「穢れた」の意味するところは不浄な観念、行動以外にも、他県民、他国人、多民族に対する文化的な違いも含まれます。
その土地ならではの習慣や、そこに暮らしてきた人達の考え方、宗教、タブー、などを理解しない軽はずみな行動は、相手に受け入れてもらえないだけではなく、あなたの立場を悪くすることもあります。
郷に入れば郷に従えと言います。
自分中心に物事を考えるのではなく、自分をまわりに合わせるように気持ちを切り替えることができれば、だんだん良い方向にすすんでいくでしょう。