お歳暮の時期はいつからいつまで?相場は?マナーは相手の気持ちに立つこと。
2018/02/13
そろそろお歳暮のシーズンですね。
今はインターネットでも予約できるので早めに手配する人も多くなってきています。
そんな中、今までお歳暮を贈ったことが無い、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たとえば社会人になって初めて、フリーランスになって初めてという場合、贈り方がわからず結構悩んだりすると思います。
ここではお歳暮に関する基本的なマナーや送る時期、金額の相場などについて解説しています。
お歳暮の時期っていつからいつまで?
通常は12月13日~12月20日頃までに届くように送ります。
この12月13日というのは「正月初め」といって煤払いや松迎えなど、お正月の準備にとりかかる日とされています。
12月20日頃までというのは、それ以降になると年の瀬ということもあり、どこの会社でもご家庭でも非常に忙しくなってきますので、それまでにという事です。
しかし、現在は百貨店などのお歳暮商戦の影響もあってか、これらの期間がどんどん前倒し傾向になってきているので、もし12月初旬頃に届いたとしても受け取った方が違和感を感じるということはないと思います。
もともと関東では12月1日~12月20日頃というのが一般的だったので、関西をはじめ他の地域がだんだん関東に習ってきたような状態ですね。
なお、生鮮食品に限っては年末付近に届くようにしたほうが良いですね。
お歳暮の相場って?
一番多い価格帯が3,000~5,000円です。
もちろん、先方との関係性によっても変わってきます。
会社関係だと取引額が多少に金額に影響することがあるかもしれませんし、いろんな部署に贈らなければならないような場合だと単価を下げざるをえないかもしれません。
お歳暮は「今年一年色々ありがとうございました」という感謝の気持ち以外にも「来年もよろしくお願いします」という意味も含まれているので、取引先にあまり高価なものを贈ってしまうと見返りを求めているようで少々いやらしい感じになってしまうこともあります。
また、あまり高いものを贈ってしまうと後々贈り続ける事がしんどくなってくるという事も考えられます。
お歳暮は基本的に一度贈るとその後も続けていくものなので、その時の勢いで送ってしまって後々後悔する事のないよう、今回初めてという場合はそのあたりのこともよく考えて決めましょう。
贈るのは簡単ですが、止めるのって結構気を使いますよ。
関連記事ちなみに、頂いた場合は必ずお礼状を書くようにしましょう。
関連記事お歳暮のマナーは相手の気持ちに立つこと。
「お歳暮は感謝の気持ち」とはいえ、贈る側の一方的な感謝の押しつけになってはいけません。
これらのケースは喜ばれないどころか、かえって失礼になってしまうこともあります。
相手の負担になっていないかどうかを考えるのは贈る上でのマナーです。
ひょっとしたら「どうやって断ればいいのだろう」と相手を悩ませてしまうことになるかもしれません。
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お歳暮の時期・相場・マナーについてのまとめ
いかがだったでしょうか。
お歳暮やお中元は、感謝の気持ちを伝えるためのとても良い風習だと思います。
しかしそれには、贈る気持ちと贈られる気持ちが咬み合ってこそ。
相手の気持ちに立った贈り方で、これからも気持ちの良いお付き合いを続けられるようにしたいですね。