美味しい焼き豚の作り方。圧力鍋の簡単レシピ!求めてた味はコレ!
2019/12/05
ラーメンの具材で欠かせないのが焼豚。
もう、何はなくても焼豚だけはあってほしいと思いませんか?
脂が乗ったトロッとした部分と 肉々しい噛みごたえのある部分との絶妙な重なり合い。
口の中に入れた瞬間に感じる淡い塩気と甘みを、ラーメンのスープと一緒に味わう幸せ。
うん、やっぱり自分にとってトッピングの王様は焼豚で間違いありません。
スーパーなんかで売っているやつでもいいんですが、ハムっぽいっていうか何ていうか・・・
求めてるのはそういうのじゃないんですよ。
そこで今回、理想のチャーシュー麺を食べるために焼豚づくりに挑戦してみたところ、予想以上に美味しく、しかも簡単に出来てしまいました。
自分の備忘録も兼ねて、この絶品焼豚レシピをご紹介したいと思います。
おいしい焼き豚の作り方
焼豚作るのって、何日もかけて煮込むみたいな、結構面倒くさいイメージがあったんですよね。
それに、頑張って作ってマズかったらどうしようという心配もありましたが、まあその時は切り刻んで炒飯の具材にでもしようかと。
でも、実際にやってみると全然簡単です。
焼豚作りの材料を用意
豚バラブロック
焼豚といえばやっぱりバラ肉ですよね。肉と脂の旨味が強い部位です。
一応カラダに気を遣って、なるべく脂身の少ないものを選んだつもりですが、それでも1/3くらいは脂なんじゃないでしょうか。
写真では隠れてますが、裏面は真っ白。うーん、危険な香りがします。
今回はスーパーで350g程の大きさのものを購入。
ちなみに100g=158円。できれば安い時にまとめて買っておきたいものです。
野菜類
長ネギ(青い部分)1本分・ニンジン1/2本・生姜1カケ・ニンニク1カケ
煮汁に入れる用なので皮のままでOK
調味料類・他
料理酒200cc・醤油200cc・みりん50cc・砂糖大さじ3・水700cc
※全体の量は、使う圧力鍋の大きさによって調整。お肉が全体に浸かるくらいでOK
その他
タコ糸(100円ショップで購入)
肉を巻く
豚バラブロック肉の脂身部分が外側になるように丸く巻きます。
元に戻らないよう手で押さえながら、タコ糸で端からグルグル縛っていきます。
巻き方はそれほど気にしなくても適当で大丈夫。
グルッと巻いてギュ、グルッと巻いてギュ。
柔肌に容赦なく食い込むタコ糸。
「おらおら、どうだ、身動き取れないだろう、ふっふっふっ」
自分の中で何かが覚醒してしまったかもしれません。
縛ったバラ肉をフライパンで焼く
完全に縛り上げたら次に表面をフライパンで焼いていきます。
肉から油が出るので、フライパンにひく油はほんの少量で大丈夫です。
全体的に焼き色が着くように上下左右、ひっくり返しながらジュージューと。
焼き豚の作り方 圧力鍋があれば超簡単
普通のお鍋でも時間をかければ問題なく出来ますが、圧力鍋があるとホント簡単に時間が短縮できるので、持ってる人はぜひ使いましょう。
焼いた肉を材料とともに圧力鍋に入れる
野菜や調味料を入れた鍋の中に焼き目をつけたお肉をドボンと投入。
今回はちょっと大きめの圧力鍋で作ったんで汁の量がやたら増えてしまいましたが、小さな圧力鍋を使う場合はもっと少なくてOK。
お肉が全部浸かるくらいで大丈夫です。
加熱する
最初は中火で加熱していって、圧がかかったら弱火にしましょう。
20分経ったら火を止めて、圧が下がるのを待ちます。
肉を取り出す
ほほー、なんかいい感じです。ここまで難しいことは何もしてませんが、かなりそれっぽい雰囲気が漂ってます。
この時点で今すぐ食べてしまいたい衝動に駆られますが、ガマンガマン。
冷蔵庫でしばらく保存
粗熱がとれたら煮汁少々とともにジップロックなどの保存袋に入れて冷蔵庫で保存。
このとき、できるだけ空気を抜いておきましょう。
ついでに煮玉子も作っておくと後日食べるラーメンが豪華になります。
半熟ゆでたまごを作って煮汁に漬け込んでおくだけなので簡単簡単。
汁が全体にまんべんなく行き渡るよう、たまに方向を変えましょう。
焼豚・煮玉子とも、半日くらいで出来上がりますが、味をなじませたければ1日以上おくのがベター。
ラーメンを食べる日が待ちどうしくてたまりません。
余った煮汁は?
余った煮汁は捨てずにとっておくと調味料として使えて便利。
クタクタになった野菜を取り除いた後、冷蔵庫で冷やすとコワイくらい脂の膜ができるので、それを取り除いてから再度冷蔵、もしくは冷凍保存しておきましょう。
このときの脂も、実はラードとして炒飯なんかに使えたりなんかします。
タコ糸を取る
食べる直前に冷蔵庫から出してきたら、いよいよタコ糸を取りはずしていきます。
結構キツく巻いたせいか、かなり食い込んでて、取ろうとすると一緒に肉がついてきたりして痛々しい。
「やり過ぎたか。。」ちょっと申し訳ない気分に。
軽い罪悪感に苛まれながらも無事タコ糸が取れたら包丁でスライスしていきます。
冷たい状態の方が薄く切りやすいです。
なかなかいい感じに。
端っこの部分を味見してみましたが、美味しくて思わず笑ってしまいました。
ラーメンに入れるには丁度いい具合の味の濃さに仕上がってます。
残った分もスライスしてから冷凍保存しておくと、次に使うときに便利。
イザ実食!
記念すべき一杯は、日清から発売されている「無鉄砲」さんのラーメンで。
焼豚と煮玉子をトッピングするとこんな感じ。
むむむ、う、美味いじゃないか!
噛むたびに口の中に広がる豚の旨味、熱々のラーメンの汁で徐々にトロッとしてくる脂部分の舌触り。これぞ求めてた焼豚です!
煮玉子も程よく味が入ってますし、半熟具合も大成功。
トンコツスープとの相性も抜群で実にウマイっす!
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自家製焼豚レシピのまとめ
いかがだったでしょうか。
普段から「美味しいものを簡単に」がモットーなんですが、この焼豚づくりも実際にやってみると思ってた以上に簡単でした。
調味料の量も「このくらいかな?」という感じで適当に決めた割にはかなり理想的な味になりました。
甘すぎず塩っぱすぎず、豚本来の旨味が感じられるくらいのちょうどいい味の濃さに仕上がったので、今回のこの分量を自分のレシピとして保存しておきます。
それにしても、食べるのってあっという間ですね。
今回作ったこの350gの焼豚(実際にはもっと縮んでると思いますが)、ラーメン2人分×2回で、あっという間になくなってしまいました。
作る手間は一緒なので、もっといっぱい作っておけばよかったです。
まあ、簡単にできる事がわかったので、また作ればいいんですけどね。
冷凍保存しておくこともできるので、次回は1kgくらい作ってみようかと考え中。
お家で美味しいチャーシューメンを食べたい人は、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。