鏡開きを結婚式でするときのやり方|樽のサイズや費用は?
2019/11/27
ご結婚が決まられた方、おめでとうございます。
結婚式のプランは決まりましたか?
洋式、和式、教会、神社、豪華婚、地味婚、今はそのスタイルもさまざまですが、できれば思い出に残るような盛り上がる演出をしたいですよね。
芸能人の結婚式などの余興でよくやっている鏡開き、やってみたくないですか?
樽酒を木づちでコーンと叩くアレです。
最近、若い世代にも鏡開きが密かに人気なんです。
でも普段する機会がないので、やり方がよくわからないという方も多いようです。
ここでは、ここでは結婚式や二次会での鏡開きのやり方と全体の流れ、樽酒のサイズ、費用や金額の相場などについてご紹介しています。
鏡開きを結婚式でするときのやり方ってどうしたらいいの?
結婚式や披露宴で鏡開きをするときの流れですが、枡酒は乾杯のお酒なので、本来なら乾杯の前に行うことなのですが、ただ、今はそれほど順番にこだわる必要はありません。
披露宴でのお色直しのあとで、余興の一つとして行うのもよいのではないでしょうか。
司会の「いち、に、さん」もしくは「せーの」の合図で、新郎新婦が二人で木槌で樽の蓋を叩きます。叩くときは参列者全員で「ヨイショ」の掛け声を掛けてもらいます。
無事鏡が開いたら、新郎新婦が1合枡にお酒を入れていきます。
お酒を召し上がらない方もいらっしゃるので、それをスタッフの方が配って回るというのが良いかもしれません。
あとの樽に残ったお酒はセルフで飲んでもらいます。樽の香りがするお酒は、お酒好きの方には喜ばれます。
披露宴会場のオプションで鏡開きが用意されているのであれば、そちらで申し込むのが一番簡単です。
スタッフの方も慣れてますので進行もスムースですし、あらかじめプランナーの方と打ち合わせをしておくだけなので安心です。
会場で用意されていない場合は自前で準備しないといけません。
ちなみに
「鏡開き」と「鏡割り」って元々は同じものなんですが、「割る」という言葉が縁起が良くないってことで「開き」という風に言い換えられたんですね。
特に結婚式や披露宴などの場合は「割る」は忌み言葉に当たるので、「鏡割り」ではなく「鏡開き」を使います。
「それでは今から新郎新婦による鏡割りを〜」なんて言っちゃダメですよ。
簡単な方法
一番最初におすすめするのは「上げ底タイプの空の樽」と「清酒」が別々になったものです。
樽と蓋も別々になっているので、苦労して開けておく手間がありません。
宴会前日、もしくは当日に樽にお酒を入れて、割りやすいように蓋をしておきます。
本格的な方法
本来の樽酒を使う場合、お酒に樽の杉の香りを付けるために、酒屋では通常は使用する3~4日前に造って出荷されます。
なので、本番2~3日前に鏡開きの準備をしなければいけないことになります。
その準備ですが、これがなかなか大変です。
樽の蓋は、あらかじめ開けておかないと本番で上手く割れません。
蓋をはずすにはそれを締め付けている「タガ」をずらさなければなりません。この作業には工具が必要です。
タガををずらし終わると蓋を開けていきます。蓋の端っこを木槌で叩いていくと中央が盛り上がってくるので、ある程度のところで手で蓋を取り外します。
もしくはバールでこじあけます。
蓋は通常何枚かの板を竹のピンのようなもので連結させています。これを本番前にペンチなどで抜いてバラしておきます。
これらの事をせず蓋を割って開けるのは、余程の力を入れて叩かないとないと無理です。
蓋のパーツを揃えて乗せただけの状態にしておくことで「本番で割れない」「力を入れずぎてお酒が衣装に飛び散る」といった事が避けられます。
結婚式での鏡開きの時の樽のサイズってどのくらいの大きさがいいの?
会場の大きさにもよりますが、一斗樽では少し小さすぎます。2斗樽でもいいですが、4斗樽くらいのほうが見た目には迫力があり見栄えがします。
樽の種類は主に、1斗樽・2斗樽・4斗樽で、サイズは以下のようになっています。
「参加者の人数が少ないので、4斗もあると余ってしまう」という場合でも、上げ底タイプのものにすれば中身を1斗にすることができます。
披露宴などで使われるのは、今はほとんどこのタイプです。
ちなみに1斗は一升瓶10本分なので、一合枡(マス)に入れて振る舞えば約100名分ということです。
ナミナミに注ぐこともないでしょうし、こぼれる分を差し引いても50名分程度であれば充分対応できる量です。
一合枡は100円ショップ等でも売っていますので、あらかじめ参加者へのメッセージ等をペンで書いておくのもいいですね。
名前など焼き印を入れたい場合は専門の取扱店に発注しましょう。
使ったあとの枡は記念に持って帰っていただけるよう、ビニールの袋などを用意しておくと良いでしょう。
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結婚式で鏡開きをする時の費用って?
結婚式場でのオプションの場合、その料金設定は会場によりマチマチです。
平均すると約10〜15万円くらいが金額の相場です。
自前で用意して鏡開きを行う場合の、おおよその値段を書いておきます。
もちろん購入するお店によって料金差がありますので、あくまで参考価格です。
あとは忘れてはいけないのが
などの別途費用がかかる場合があります。
このくらいの金額を想定した上で、会場で用意してもらえるものと出来ないものを会場のプランナーの方と相談してみましょう。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
洋装での鏡開きに違和感を感じる方もいらっしゃいますが、全く気にする必要は無いかと思います。
それを言い出したら和装でのケーキカットもできなくなります。
和式の会場でも食事は洋食というパターンも多いですし、ご来賓の方の服装も、洋装の方もいらっしゃれば和装の方もいらっしゃいます。
和洋折衷と割り切れば、何も気にすることはありませんし、おそらく参加者はもっと気にしないでしょう。
ゲストの皆さんに楽しんでもらうため、思い出に残る良い結婚式にしたいですね。