ジューンブライドとはなに?人気は?入籍か結婚式かどっち?
2016/12/23
日本でも もうすっかりジューンブライドという言葉は定着していますね。
ジューンブライドをテーマにした曲もたくさんありますし、テレビや雑誌などでも頻繁に特集としてとりあげられます。
「でも、6月に結婚するって事は知ってるけど、そもそも何で6月なの?」って思いませんか?
ここでは
「ジューンブライドとはなに?」
「人気あるの?」
「入籍した月か結婚式を挙げた月か、どっちの事?」
といった疑問についてお答えします。
ジューンブライドとはなに?
もともとの由来はローマ神話です。
登場人物である神、ユピテルと、その妻である女神、ユーノ(Juno)
良い家庭を築き上げたユーノ(Juno)は、やがて結婚の守護神として6月に祭られるようになりました。
この事から、6月に結婚すればユーノに見守られ、生涯幸せな結婚生活がおくれると言われるようになったのがジューンブライドの起源とされています。
「June Blide」は6月の花嫁という意味ですが、6月の「June」はユーノ(Juno)が由来なんですね。
またヨーロッパでは、一年の中で6月が最も雨が少なく気候の良い月であるため、この月に結婚するカップルが多いんです。
ジューンブライドって人気あるの?
もともと、ウェディング業界としては売上が低迷していた6月を引き上げるため、イメージ戦略としてジューンブライドを提案したと言われています。
「6月の花嫁は幸せになれる」
ヨーロッパでこう言われている事は紛れもない事実なのですが、日本ではそれほどすごい人気というわけでもありません。
「ジューンブライド」という言葉の響きや、ヨーロッパから伝わってきたものというイメージもあり、素敵なものとして捉えられてはいますが、何と言っても6月は日本では梅雨シーズンまっただ中。
ヨーロッパのカラッと晴れ渡った気候とは真逆で、とてもジメッとしています。
お世辞にも良い気候とは言えませんね。
ちなみに結婚式の人気月は5月、4月、10月、11月、3月、6月、9月、12月の順です。
やはり気候の良い春と秋は人気ですね。
汗だくの7・8月と、凍える1・2月は敬遠されています。
ジメジメした梅雨シーズンである6月ですが、ジューンブライドのイメージ戦略が功を奏してか9・10月を抑た結果となっていますが、年度によってその月の土日の数や大安・友引の日が変動するので、このへんは僅差の横並びです。
オフシーズンである7・8月と1・2月は割引になることも多く、結婚式を屋内で予定している方にとってはチャンスかもしれませんね。
また、人気の5月もゴールデンウィーク中はゲストの予定が詰まっていることも多く、また交通機関や宿泊施設の混雑・高騰などもあり避けられがちなため、やはり大幅な割引プランを用意している式場もあります。
ジューンブライドと言えるのは入籍か結婚式かどっち?
なんとなくジューンブライドの幸せになれるというジンクスに憧れを抱いていて、「結婚するなら絶対6月!」と決めている方も結構いらっしゃるようですね。
でも人によっては、入籍する月と結婚式を挙げる月が違う場合もあります。
どっちがジューンブライドなんでしょう?
ジューンブライド=6月の花嫁
つまり6月に花嫁になるという意味では、実際に花嫁衣装を着る結婚式がジューンブライドといえると考えられます。
ただ、実際挙式を挙げず入籍のみの方もいらっしゃいますし、そういった場合は入籍日が結婚記念日になりますね。
そもそも海外の文化を日本の慣習に当てはめるのも多少無理がありますし、6月に入籍したからジューンブライドなんだと自分たちが思えればそれで良いのではないかと思います。
こういうことは気持ちの問題。
ものは考えようですので都合のいい方に捉えましょう。
プロポーズがまだの人は、ジューンブライドから逆算して考えるのもいいかもしれませんね。
参考記事■プロポーズをいつするか?タイミングと時期。プロポーズの日って何?
■逆プロポーズされた男の気持ち/女性からの割合/言葉がキモ!
まとめ
いかがだったでしょうか。
生涯幸せな結婚生活がおくれるというジューンブライド、うまくイメージ戦略に乗せられた感もありますが、でも「6月に結婚したんだから、きっと幸せになれるはず!」こういう思い込みって結構大切だと思います。
考えてみればクリスマスだってバレンタインだって、すべて海外の文化をうまく持ってきたものです。
結婚する本人たちが納得していればそれでOK!
細かいことは気にせず、良いと感じた部分だけをどんどん取り入れてしまいましょう!