仕事が辛い 会社を辞めたい時や不安で苦しい時はどうすればいい?
2018/07/29
毎日お仕事お疲れさまです。
仕事って大変ですよね。朝早くから晩遅くまで働いて、家に帰ったらもうクタクタ。
「また明日も仕事か」「こんな生活がずっと続くのかな」って考えると本当に不安になりますよね。
でも会社を辞めたいと思っても、いざ辞めるとなるとなかなか踏ん切りがつかないなんてことも多いはず。
お金のこと、再就職のこと、家族のこと、残ったスタッフのこと、などなど。
誰にも相談できないで悩んでませんか? 先が見えない不安で眠れない毎日を送ってませんか?
ここでは「仕事が辛い」「会社を辞めたいけど不安」「どうしたらいいのかわからない」と悩んでいる人へのアドバイスを書きたいと思います。
仕事が辛い 会社を辞めたいというのは甘え?
仕事が苦痛だって言うと「根性が足りない」とか「考えが甘い」なんて言われることもありますけど、そんなことはないんですよね。
会社で働き続けるって、当たり前のようで本当はすごい事なんです。
頑張ったことが必ずしも正当に評価されるとは限らないですし、立ち回りの上手な人ばかりが得する事もあります。
損な役回りばかり回ってくることも、理不尽な理由で怒られることも、労働時間と対価がつり合ってないことも。
そんな大変な中でストレスを抱えながら毎日働いているんですから、そりゃあ楽になりたいとか、辛くて辞めたいと思うことがあっても当然です。
でも、人の考え方っていろいろで、
「辛いのはどんな会社でも同じなんだから、頑張って続けるべき」
って言う人もいれば、
「そんなに辛いなら辞めちゃって、さっさと次の仕事さがしたほうがいい」
って言う人もいます。
どちらも間違ってはないと思うんですが、自分の場合は「辞めちゃえ」派です。
もう少し頑張れって言うのは簡単ですが、じゃあそれっていつまで頑張るのか、どこまで我慢すればいのかって、わからないじゃないですか。
人によってもともと持っている体力や精神力なんて違いますし、ある人には乗り越えられることでも自分には無理という場合があって当然。
みんなモノサシの基準って違うのに、人を自分と同じ枠に収めようとするのは無理があります。男とか女とか関係ないです。
だって人と自分とは違うんですから。
辛くてどうしようもない、これ以上はもう無理、と感じているなら、それはもうあなたにとっては限界なんです。できないものは出来ないんです。
これ以上苦しい思いをして、自分を犠牲にしてまで頑張ることはないと思います。だって今までいっぱい悩んできたはずですし、もう十分頑張ってきたんですから。
頑張った結果、会社を辞めたいと思うのは決して甘えやわがままなんかじゃないので、後ろめたさを感じる必要もないです。
精神が壊れるまで頑張っちゃダメ、もっと自分を大切にしてほしいです。
仕事を辞めたいけど不安がいっぱいで・・・
会社を辞めるのって、ある意味かなり勇気のいることです。普通はその決断ができず、なかなか一歩が踏み出せないんです。
辞めることの不安ってなんでしょう?
- お金の問題
- 再就職先がすぐに見つかるか、見つかったとしても今より良くなるのか
- 残されたスタッフに迷惑がかかる
- 家族に対して申し訳ない
などでしょうか。
ちなみに、自分も会社が嫌になり20年勤めた職場を辞めているので、こういった不安って本当によくわかります。
でも不安とか言いながらも心の何処かでは「きっと何とかなるんじゃないか」って思ってたんですよね。
あの頃の心境を振り返って、ちょっとアドバイスを。
お金の問題
貯金が全くない状態で辞めるのはさすがに無謀なので、最低でも3ヶ月間くらいは収入がなくても暮らせるだけの準備はしておきたいですね。
退職金がもらえる場合はそれで何とかなります。
使ってない有給休暇があるならそれを全部消化すれば一ヶ月くらいは働かなくてもお給料がもらえます。
その間にこっそり派遣のバイトやパートなどをするのもいいかも。
有給の買取制度があるならそれを利用するのもアリ。
あと、会社員の場合は雇用保険に入っているはずなので、失業保険もアテにできますね。
さらにポリテクセンターなどで職業訓練を受ければその期間も失業手当が延長されますよ。
再就職先がすぐに見つかるか、見つかったとしても今より良くなるのか
「今の年齢じゃ転職は難しいのでは」と考えがちですが、即戦力のある経験者を求めてる企業は結構多いです。
すぐに見つかるかどうかはその時の運もありますので、まずは転職サイトなどに登録してどんな会社があるのか探してみましょう。
求人ってある意味早いもん勝ち。タイミングさえ良ければば意外とすんなり見つかることもあります。
今より環境が良くなるかどうかは入社してみないと分からないことなので、そこは期待するしかないですね。
残されたスタッフに迷惑がかかる
責任感のある人ほど後のことが気になったり情に流されたりするもんです。でもこれはもうスッパリ割りきりましょう。
残された仲間も今の辛い状況を理解してくれているなら、きっと解ってくれるはず。
あなたの後任をどうするかとか人員不足だからなんてのは会社が考えるべき問題、任せておけばいいんです。それに、あとに残った人だってどうしても嫌なら辞めます。
本来、社員をそういう気持ちにさせないよう職場の環境を整えたり人事を考えたりするのは会社の役割なんです。
もちろん、急に辞めるとかはルール違反ですが、ちゃんと決められた規則を守った上で、引き継ぎや挨拶などをすませてから辞めるのであれば なんら臆することはありませんよ。
家族に対して申し訳ない
今の仕事を辞めても、また別の会社などで働くつもりなら別に問題ないと思います。
一番申し訳ないのは精神を病んだり体調を崩して病気になったりして、身内の方に心配をかけてしまうことです。
転職することで気分よく働けるようになるなら、そのほうがみんな幸せです。
仕事は辞めたいけど どうすればいいのかわからないとき
色々考えすぎて、もう どうしたらいいのか分からなくなる事ってありますよね。
辞めたいけど不安
不安だから一歩が踏み出せない。
踏み出せないから変わらない。
変わらないから今日も明日もずっと辛いまま。
辛いから辞めたくなる。
でも辞めたいけど不安が・・・
どうしていいのかわからないときって、大体こういったマイナスの思考がぐるぐる頭のなかを回ってるんだと思います。
その辞められない一番の理由ってなんでしょう? 前章で書いたようなことでしょうか?
人って、変化することを避けようとするんですよね。だから変わらなくても済むように、何かしら出来ない理由を無意識のうちに探そうとするんです。
あとで後悔するのが怖くて、自分の気持ちにブレーキをかけてるんだけなんです。
仕事は辞められる
あたりまえなんですけど、会社って辞められるんです。
だって働くのは自分が生きるためであって会社を生かすためじゃないので。
そりゃあ会社が生き残らないと働く場所がなくなるというのもありますけど、その前に自分が壊れてしまっては何の意味もないですからね。
疲れてる時ってそんなあたりまえのことすら判断できなくなるんです。
真面目な人ほどいろんな事を考えすぎて自らハードルを上げてしまうんですが、自分を犠牲にしてまで頑張り続けることはないですよ。
期限を決める
辞めたいと思う一番の理由って、今の状況がずっと続くことが原因じゃないでしょうか。
この先良くなる見込みが無いのに、ずっとこのまま居続けても辛さが蓄積されるだけです。
「あと3ヶ月だけ様子を見る」とか「半年以内には辞める」とか期限を決めてみてはどうでしょう。
人間、ゴールが見えてるとしんどくても頑張れたりするもんですからね。
実際に辞めるとなると、引き継ぎ期間や事務的な手続き、有給消化など、それなりに日数は必要になってきます。
法的には辞める14日間前までに退職届を出せばいい事になってるんですが、会社によって3週間前までとか1月前までとかいろいろなので、就業規則をよく確認しながら一度スケジュールを立ててみるといいと思いますよ。
退職届を書いてみる
辞めるかどうか今はまだ迷ってる段階だとしても、とりあえず退職届を書いてみてください。
これね、面白いですよ。退職届を書くにあたって、その書き方とか提出の仕方とか調べたりするでしょ。そうするとね、だんだんその気になってくるんですよ。
で、実際に退職届を書き終えて封筒に入れたら「よし、あとはこれに日付を記入すればおしまい、フッフッ、いつでも辞めてやるぞー」って気になってくるから不思議です。
辞められるって思ったら、まるで憑き物が落ちたみたいに急に気持ちがスーっと楽になります。
そうすると次は 辞めた後の「頑張ってる未来の自分の姿」なんかを想像して一人ニヤニヤしたり。
まあこれは自分のときはそうだったっていうだけなんですが。
いずれにしても会社をやめるときには退職届は絶対必要ですしね。そんなに面倒くさい事じゃないんで気分転換も兼ねて一度やってみることをおすすめします。
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仕事が辛くて会社を辞めたい時のまとめ
長々と書いてきましたが、いかがだったでしょうか。
まず一番に考えて欲しいのはやっぱり自分の健康のことです。
心と体が元気じゃないと何もできなくなってしまいますからね。
我慢が足りないんじゃないか、辛いのは誰も同じなんじゃないか、なんて罪悪感を感じる必要はないです。
もしそう言う人がいても、それはその人の考えってだけ。その人とあなたは別の人間なんです。
人間関係や周りの雰囲気、仕事のしやすさなんてのは、会社や配置される部署によっても全然違います。
会社なんて辛いのが当たり前、なんてのもウソ。世の中には毎日いきいきとやりがいを持って働いている人や、会社がすごく気に入っているという人も大勢いますよ。
昔は就職したら定年まで勤めあげるというのが一般的な考えでしたが、今はもう転職なんて当たり前の時代ですし珍しくも何ともありません。
もちろん、ある程度の我慢は必要だと思うので、状況が好転するのを待つのもひとつの方法ですが、早めに見切りをつけて新しい一歩を踏み出すのもまた賢明な考えだと思います。
会社を辞めることは決して現実から逃げてるわけじゃないです。むしろ現実としっかりと向き合えてないと出来ないことです。
今残ってるエネルギーは、毎日を我慢することに使うんじゃなく、前向きに進んでいくこれからの事に使ってみてください。
つらい思いを抱えたまま働き続けてるなんて人生もったいないですよ。
これまで本当にいろんな事に悩みながら頑張ってきたあなたならきっと大丈夫、自信持ってください。
ここから先の人生を明るいものにしていってくださいね。応援してます。