ワイシャツのクリーニングの頻度は?意外なメリットって?
2019/12/22
ワイシャツってどれくらいのペースでクリーニングに出してますか?
普段は自宅で洗濯、汚れが目立ってきたときだけクリーニングって方、結構多いんじゃないでしょうか。
アイロンがけは面倒くさい、でも毎回クリーニングに出すのは贅沢な気が・・・
どのくらいの頻度で出すのが一番いいんでしょう?
ここではワイシャツをクリーニングに出すタイミングや、意外なメリットについてご紹介しています。
ワイシャツをクリーニングに出す頻度ってどれくらいがいいの?
衣替えのタイミングにまとめてクリーニングという方、ケチャップやコーヒーが付いてしまって手に負えない時だけ出すという方。
「何日着たら」「何回着たら」「汚れてきたら」など、出すタイミングは人によってそれぞれだと思いますが、おすすめのクリーニングの頻度は
「1回着たらすぐに出す」
これです。
「いやー、さすがに毎回はきついわ」と思うかもしれませんが、首周りの汚れや脇汗の油は自宅の洗濯機ではなかなか落としきれないもの。
冬場などは汗をかかないのでつい「あと1~2回は着れそう」って思いがちですが、これもNG。
汚れてないように見えて、実は目に見えない汗や垢が付着していて、これが黄ばみや臭い、カビ等の原因になります。
汚れが重なると落ちるものも落ちなくなってしまいますし、染み抜きや汗抜きなど別料金がかかると かえって出費がかさむ事に。
シミが定着してしまわないよう 着る回数は1回と決め、できるだけ早めにクリーニングに出すのがベター。
1枚だけのためにわざわざクリーニング店に足を運ぶのが面倒な場合は、10枚くらいをローテーションして、1週間分をまとめて出すというのもといいと思います。
共働きや一人暮らしの方なら宅配クリーニングを利用するのもおすすめです。
ワイシャツをクリーニングに出すメリット
ワイシャツをクリーニングに出すのは贅沢でもったいない事?
毎回クリーニングに出すと どうしても費用のことが気になりますよね。
特に専業主婦の方だと、後ろめたさがあるかもしれません。
でも実はクリーニングに出すことで意外なメリットもあるんです。
見た目の印象が変わる
クリーニング後のワイシャツのパリっとした仕上がりって、なかなか家庭のアイロンでは難しいんですよね。
プレスのきいたシワのないワイシャツは、着た時の気持ちの引き締まり方が違いますし、その人自身をキッチリした人に見せてくれます。
逆にヨレッとしたシャツを着てると、なんとなくだらしない人間に見えてしまうから不思議です。
特に営業職の人など お客さんと接する機会の多い仕事の場合、この見た目の印象と言うのはものすごく大きい。
清潔感のある身だしなみはビジネスマンの基本。得意先の人だけでなく社内での印象も違ってくるはずです。
ひょっとしたら、いつも旦那さんにピシっとした服を用意しているということで、奥さんの評価も上がるかもしれませんね。
汚れが付着しにくい
一日着ただけなのにすぐに茶色く変色してしまう襟元や袖周りの汚れ、気になりますよね。
実はこれらの汗染み汚れや汗の臭いは、普段からクリーニングに出していることである程度予防することが出来ます。
クリーニングの際に行うノリ付け作業、このときのノリがコーティングの役割をしてくれるため汚れやにおいが付着しにくく、もし付いた場合でも落ちやすくなるんですね。
実は高くないワイシャツのクリーニングの料金
ワイシャツのクリーニング料金って意外と高くないんです。最近は1枚100円~150円くらいのクリーニング店も増えてきましたしね。
ちょっと計算してみましょう。
例えば150円✕20日だと、月に3,000円のクリーニング代がかかりますよね。
これ、自宅で洗えば3,000円の節約になると考えがちですが、実際には水、洗剤、柔軟剤、漂白剤、あと洗濯機や乾燥機、アイロンを使う際にかかる電気代など、諸々の費用がかかっています。
そして何より手間がかかりますよね。
いくら他の洗濯物と一緒に洗うと言っても、干したりアイロンをかけたりする手間や時間を考えると、150円払ってきれいに仕上げてくれるならむしろ安い気がします。
もし奥さんの家事時給を900円と仮定すると、ワイシャツ1枚の洗濯~アイロンがけの時間が10分なら150円かかる計算。
お店に出しても自分でやっても同じくらいの労働対価がかかりますし、それプラス消耗品や電気代が必要。
しかも仕上がりが違うとなると・・・クリーニングに出すメリットって結構大きいですよね。
ワイシャツをクリーニングに出すと痛みやすい?
生地が傷みやすいという理由から、クリーニングに抵抗がある人もいるかもしれませんね。
ただ自分自身の経験から言うと、今までクリーニングでの痛みが原因でボツになったワイシャツは1枚もありません。
っていうか、10回以上出しても全くダメージは感じないですし、むしろ毎回新品のようで気持ちいいです。
最近は形状記憶素材のシャツとかもありますが、家で洗濯するとどうしても生地がヘタりやすいですし、クリーニングに出したほうが結果的に長持ちします。
サラリーマンにとってワイシャツは消耗品。
ボクが買うシャツなんて値段の安いものがほとんどですが、最低でも一年以上はもちますし、寿命が来る頃にはまた買い替えます。
ワイシャツのクリーニング代は高い?安い?
意外と安い値段設定
実はワイシャツのクリーニング料金って、他の衣類に比べるとすごく安く設定されてるんです。
これは需要の多いワイシャツの料金を低価格にすることで固定客を確保して他の受注につなげるのが狙い。つまりワイシャツは客引き商品というわけ。
なので、お店にしてみればワイシャツばかりだと儲からないんですが、お客の立場からするとワイシャツメインで利用するのはお得な使い方なんですね。
店による値段の違い
とはいえ、お店によってかなり値段の相場に違いがありますよね。
安いところだと1枚100円くらいですが、高いお店だと400円近い金額だったりします。
一体何が違うんでしょう?
料金が高いお店
値段の高いお店は、今でも熟練の職人さんが一枚ずつ素材のコンディションを見ながら手仕上げしています。
手作業なので当然時間やコストがかかりますが、その分扱いも丁寧ですし仕上がりも良いです。
料金が安いお店
安い金額のお店は専用の立体プレス機を使用しているので、1枚のシャツを仕上げるのに1分もかかりません。
人の手間をかけずに素早く仕上げることが出来るため、安い値段で提供できるんです。
かといって品質が悪いわけでは無いですし、当日や翌日仕上げが可能だったりと、受け取る日数も短くてすみます。
ボクがいつも利用しているお店は1枚150円くらいなんですが、きれいに仕上げてくれますよ。
ただ、以前 襟の部分に変なプレスのシワがついてしまってたので やり直してもらったことがありました。
たまにこういった事があるのが機械作業であることのリスクかもしれません。
普段使いのシャツは格安店で、大切なお気に入りのシャツは高級店で、というふうに上手に使い分けるのがいいですね。
安く利用するコツ
まあ、コツというほどではないですが、まとめて出すと安くなったり、会員になると割引になったりキャンペーンのDMが送られてきたりしますので、そういうのをうまく利用するとお得です。
またクリーニング済みのシャツについてるハンガーを集めると1枚無料になったり、1個10円で引き取ってくれたりするお店もあります。
あと、ハンガー仕上げと たたみ仕上げがありますが、安くて折り目のないハンガー仕上げがおすすめです。
ボクはいつもクリーニングから戻ってきたらビニールカバーのままハンガーラックにかけてます。
最近のビニールは密閉されておらず通気性がいいのでそのままでも問題ありません。
ホコリよけにもなりますし、ツルッとしてるので出し入れの際にシワになりにくいです。
(密閉されている場合は袋を破って中の空気を入れ替えててくださいね)
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ワイシャツのクリーニングについてのまとめ
いかがだったでしょうか。
うちのカミさんは「家事の中でアイロンがけが一番苦手」と言い切ってますので、それなら尚更クリーニングに出すのも値打ちがあると感じてます。
繰り返しになりますが、毎回クリーニングに出したほうが汗染みや臭いが定着することもないので、結果的に長く着れます。
そして何より着た時の印象が違う、これが最大のメリットだと思います。
ヨレっとした高級シャツより、安くてもいつも真っ白なシャキっとしたシャツを着ているほうが良く見えるのは間違いないです。
夫をよく見せるという意味でもワイシャツのクリーニング効果は高いですよ。