スタッドレスタイヤの寿命は何で判断する?溝?走行距離?
2019/11/24
寒い季節になってきましたが、愛車のお手入れはだいじょうぶですか?
そろそろタイヤをスタッドレスに交換しておかないと、という方も多いのではないでしょうか。
ところでスタッドレスタイヤの寿命ってどのくらいなんでしょう?
「5年目だけどまだ溝もあるし、そもそもあんまり乗ってないしなー。」という方、本当に大丈夫ですか?
「タイヤは命を乗せている」と言われるくらい大事なパーツです。
この機会にスタッドレスタイヤの寿命にについてのポイントを確認しておきましょう。
スタッドレスタイヤの寿命って何年くらい?
スタッドレスタイヤの寿命はおおよそ3年と言われています。
もちろん、人によって使い方が違うので当然寿命も変わってきます。
運転の仕方、走行距離、保管方法など、人それぞれですよね。
中には 交換が面倒なので、1年中スタッドレスのままという人もいるくらいですから、違って当然です。
(夏場のスタッドレスタイヤ装着は走行性能や摩耗、騒音といった面でもおすすめできません。)
スタッドレスタイヤの寿命を、溝や硬さで判断する目安って?
溝の深さが新品時の50%になるとスタッドレスタイヤとして使うことができません。
その判断の方法として、タイヤの溝と溝の間に「プラットフォーム」という出っ張りがあります。
タイヤの山がこのプラットフォームまですり減ってきたら交換時期です。
また、スタッドレスタイヤのゴムは年々劣化します。
劣化によってゴムが硬くなると地面への食付きが悪くなってしまうので、このゴムの硬さもタイヤの寿命を見極める判断材料となります。
プラットフォームの探し方
1つのタイヤに4ヶ所あるのですが、その場所の見つけ方として、タイヤの側面に小さな矢印模様が付いています。
その矢印を辿って行った先にプラットフォームがあります。
硬さの判別の仕方
この硬さは、見たり手で触ったりしただけではわかりません。
タイヤ屋さんか専門のショップにいけば硬度計を使って測ってくれます。
スタッドレスタイヤの寿命、走行距離の目安は?
一般的には2万kmくらいが寿命と言われています。
しかしこれは、2万kmくらい走行するとプラットフォームまでゴムが減ってくるであろうという一つの目安でしかありません。
ほとんど走行していなくても保管状況が悪く、ゴムがひび割れてたりしたら寿命と思って間違いありません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
冬の雪道や凍結した地面にスタッドレスタイヤは必需品です。
でも正常な状態でないと充分な性能は発揮できません。
本格的な冬がやってくる前に、今一度きちんとチェックして、快適で安全なカーライフをおくってくださいね。