成人式のお祝いにお礼は必要?お返しの時期や手紙の文例などを紹介
2019/11/26
成人おめでとうございます。
成人の日を境に、今まで子どもだったのがいきなり大人になるわけですね。
正直まだまだ実感が沸かないという人も多いのではないでしょうか。
さて、成人式ということで、まわりからお祝いをいただく事もあるかと思いますが、成人式のお祝いに、お返しって必要なのでしょうか?
結婚祝いや出産祝いにはお返しをするというのは一般的ですが、成人式の場合ってどうなんでしょう。
ここでは成人式のお祝いを頂いたときのお礼やお返し、また手紙の書き方や文例について紹介しています。
成人式のお祝いにお礼は必要?
本来、成人式のお祝いにお返しは必要ありません。
お祝いをくれるのも、ほとんどが年上の方でしょうし、今まで未成年だった若者に対してお返しなど期待していないでしょう。
ただ、お礼は必要です。頂いた際にはきちっと感謝の気持ちを述べることが大切です。
もしお祝いが送られてきた場合は届いた当日に電話をかけましょう。これはお礼をする目的に加え、きちんと届いたということを知らせるためにも必要です。
そして後日お礼の手紙を書くようにしましょう。
そこに成人式で撮ったの晴れ姿の写真などを同封すればとても喜んでもらえます。
ただ、地域によっては半返しの風習が残っているところもあるので、その場合は習わしに従いましょう。
しかし通常であれば、お祝いであげた金額の半分もお返しされたらかえって気を悪くされることも考えられますね。
お返しに内祝いを贈る場合
どうしても貰いっぱなしは落ち着かないし気が引ける、といった場合は内祝いとして、いただいたお祝いの3分の1程度の金額の品物でお返しをしましょう。
内祝いの”のし”は紅白蝶結びの水引のもの。
表書きは「内祝+名前(頂いた本人の下の名前)」です。
直接手渡せる場合は、日用品や食品など、貰って困らない物が良いですね。
手渡しすることができない場合、カタログギフトなどを送ると喜ばれますよ。
成人式のお祝い お返しするなら時期はいつがいいの?
成人式が終わってから2~3週間以内を目安にするようにしましょう。
お祝いをいただいてすぐに返すと「気を使わせてしまたったかなぁ」と相手が負担に思うかもしれません。
すこし落ち着いた頃に、お礼の手紙や写真、内祝いなど贈るようにしましょう。
成人式のお礼の手紙 / オールマイティーに使える文例
御礼の手紙は、いただいた本人が書くのが礼儀です。
ハガキでも封書でもどちらでもかまいませんが、内祝いをしない場合は封書にしましょう。
手紙の内容は定型文を丸写ししたようなものでなく、自分の言葉で感謝の気持を伝えましょう。
もちろん送る相手にもよると思いますが、あまり堅苦しすぎない内容のほうが、貰う側としては嬉しいものですよ。
※プリンターでの出力は気持ちが伝わりにくく、味気ないものになるので必ず手書きするようにしましょう。
オールマイティーに使える文例このたびは成人のお祝いをいただき、ありがとうございます。
成人した記念として大切に使わせていただきます。
おかげ様で私もやっと大人の仲間入りができました。
これからは自覚を持って一人の成人として恥ずかしくないような行動をこころがけます。
成人式では小学校や中学校の同窓生とも久しぶりに会うことができ、とても楽しい一日となりました。
また市長の話を聞いていて、あらためて自分が大人になったことを実感しました。
とはいえ、まだまだ未熟な部分がいっぱいの「新人の大人」です。
これからまたいろいろとご指導いただければ嬉しいです。
まだまだ寒い日が続きますが、お身体に気をつけてくださいね。
まずはお礼まで。
〇〇 〇〇(名前)
※相手によって、いろいろな話を織り交ぜ、親近感が感じられる文章にしましょう。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
お祝いに対するお礼って、やはり大切ですね。
でもそれは品物に限ったことではありません。
重要なのは、祝ってくれたことに対する感謝の気持ちです。
それを相手にきちんと伝えることこそが、送った相手への一番のお礼です。