節分で犬に豆を食べさせていい?落花生なら大丈夫?枝豆は?
2019/12/04
節分の恒例行事である豆まき。
でも犬を飼っている場合、掃除するより先に犬が豆を食べてしまうかもしれません。
節分の豆って犬に食べさせてもよいのでしょうか?
また、落花生や枝豆ならどうなのでしょう?
ここではこれらの疑問について解説しています。
節分のとき犬に豆を食べさせてもいいの?
節分ときに撒く炒り豆を犬に食べさせてはいけません。
基本的に犬はこの豆を消化できません。
しかも人間みたいに細かく咀嚼することもないので、ほとんど丸呑みに近い状態で食べることになるんですね。
そのため、喉に詰まらせる原因になったり排泄時の負担になったりすることもあり、ひどいときには手術が必要になる場合もあります。
でも困ったことに、なぜかほとんどの犬はこの豆が大好きで、撒いたら撒いただけキレイに食べてしまいます。
必死で食べる姿を面白がってるとあとで大変なことになりかねません。
特に消化器官が小さな小型犬などは要注意ですよ。
犬に落花生なら大丈夫?
落花生も犬に食べさせてはいけません。
やはり消化不良の原因となります。
油分がが多く高カロリーなのもよくありませんし、マグネシウムが多いので結石を引き起こすこともあります。
「殻付きは食べないから大丈夫」と思っていても、バリバリ噛んで中の豆だけ食べる犬もいますし、場合によっては殻ごと食べたりすることもあります。
喉につまらせたりした大変です。
じゃあ犬に枝豆は?
同じく枝豆もダメです。
枝豆は、通常の大豆とは収穫の時期が違うだけで大豆です。
同じく消化不良の原因になります。
犬はアレルギーに対して敏感です。
大豆や落花生以外にもえんどう豆やいんげん豆、マカダミアナッツなどいろいろな豆がありますが、食べ物としてどれも犬との相性はよくありません。
また、豆類以外でも普段人間の食べているものが犬にとっては有害というものもたくさんあるので注意が必要です。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
物欲しそうな目でじっと見つめられると、ついあげたくなってしまいますよね。
少しなら大丈夫かなと思って与えると、犬はそれを食べていいものと認識してしまいます。
ワンちゃんの健康のためと割りきって、雰囲気だけでも楽しんでみてはいかがでしょうか。