恵方巻きの手作りって難しい・・・失敗例からの復活方法!
2019/12/03
節分になるとスーパーやコンビニなどでも大々的に恵方巻きが販売されます。
恵方巻きって普通の巻き寿司に比べて色んなものが入ってて美味しいんですよね。
そんな恵方巻きを初めて手作りすることに挑戦してみたものの、意外と難しくて悪戦苦闘。
ここではその失敗例と、そこから復活させる方法をお伝えします。
恵方巻きの手作りに挑戦するも・・・
恵方巻きって結構高いですよね。
1本500円として、一人2本食べれば1,000円
4人家族なら4,000円。
食べ盛りの高校生の息子さんでもいるご家庭ならさらにスゴイ本数が必要でしょう。
こうなると出費もバカにならないですよね。
であれば、わざわざ買わなくったって、自分で作っちゃえばいいんですよね。
だってあんなの、海苔の上に酢飯と具材のせてクルクルクルーって巻けばいいんでしょ?
ほらー、簡単に作れそうじゃないですか。
・・って思ってたんですけどね。
恵方巻きは意外と難しい
できるだけ簡単に済ませたかったので、すし飯は「すし太郎」を使ってつくる事にしました。
椎茸やかんぴょうを煮るとか、高野豆腐茹でるとか、そういう面倒くさいのも一切なし。
唯一作ったのは玉子焼きくらいで、あとは適当に切って入れるだけ。
予定では2種類✕2本=合計4本を作る予定
巻きすが見当たらなかったのでキッチンペーパーで代用することに。
まぁ、巻くだけだからね、大丈夫でしょう。
海苔を広げて、その上にすし太郎をまぜた酢飯をのせて広げいき、その上に切った具材を並べます。
うーん、思ったより中身が多い気がするけど、なんとかなるかな。
さあ、ではクルクルクルーっと。。。
ん?どうやって巻くんだ?
多分こうやって端からクルクル巻いていって、、おいおい、具材がどんどん端っこにいくぞ?
ならば両端から同時に巻いていって、あれ?最後が巻けないやん。
しまった、海苔の重なりシロがない。。。
いやいや、一応そこはちゃんと考えて重なりシロをとってたはずなんだけど、巻くことでコメと具材がノリシロまで追いやられてきてる。
もう一度広げて中身を中央に寄せ、再度気合を入れて巻き直すも、海苔の両端はもうすでにヘナヘナになって、もう絶対くっつく気配などありません。
例えるなら、食べ過ぎてズボンのチャックが閉まらずパンツやら肉やら何やらが、だらしなく丸出しになった様な状態。
まるでサブウェイのクラブハウスサンドのよう。
まあアメリカンスタイルと言えなくもない。
ニューヨークの忙しいビジネスマン達がこれを片手にストリートを闊歩する姿が目に浮かぶ。
しかしここは日本。
こうなったら海苔をもう一枚使って二重に巻くか?
でも何か噛みきれなくなりそうだったし、幸か不幸か海苔の予備枚数が無かったので断念。
というわけで、1本目の作品は全てをさらけ出したままの状態で放置。
あとで何とかしよう。
恵方巻き失敗に終わる
ま、まあ、最初の1本は練習だしね。
今回は4本作る予定なんで、この経験を生かして次につなげられれば良しとしましょう。
と気を取り直して残りの3本を作るも、なぜか同じような失敗を繰り返す。
結果、かろうじて開かずに巻けたのは1本のみで、あとは3つ全てデレ~ンと広がった状態。
それどころかそのままにしておくと完全に巻く前の状態に戻ってしまう。
どうしよう、これ。。。
O字に巻けないなら、せめてU字に畳むとか。
いっそのこと3つとも重ねちまおうか。いや、重ねてどうする。ラザニアじゃねーし。
一番簡単なのはこのまま皿にのせて、ちらし寿司として食べる事だな。
うん。もはや恵方巻きではないな。
今年の運勢は諦めるしかないのか。
いずれにしてもこのまま置いとくわけにもいかず、とりあえず無理やり巻いた状態にしてラップで包んでおく事に。
失敗するもラップでなんとか復活
正直、恵方巻きがこんなに難しいとは思いませんでしたよ。
もっと簡単にできるものだと安易に考えていたけど、ちょっと甘かったですね。
きっとコツが分かれば簡単なのかもしれないけど、やっぱり下調べはしておくべきでした。
ラップの上からでも海苔が開いてるのがわかるけど、遠目にはそれらしく見えます。
まあ、食べるときにラップを少しずつ剥いて、バナナみたいにして食べればいいかなと。
ということで、このラップに包んだままの状態で冷蔵庫に数時間入れておいたのですが、なんと食べるときに恐る恐るラップを開いてみると円柱状に形が馴染んでいるではないですか!
さらに手でギュっとしてから接合部を下にすると、一見何事も無かったかのような出来栄え。
食べやすいように半分にカット。
一応開かないように気を使いながらではあるけど、なんとか普通に食べることができました。
巻き方を失敗してしまった場合でも、とりあえずラップに包んで置いておくと何とかなりますよ。
それから、もし大量に作って余ってしまった場合は上手に保存しておくか、リメイクしちゃいましょう。
参考記事■恵方巻きの保存方法。残ったらどうする?リメイクで美味しい一品に!
■恵方巻きの起源と無言で食べる理由とは?縁起がいいって本当?
まとめ
いかがだったでしょうか。
恵方巻きを作る前に、作り方の基本を動画などで観ておくとことをおすすめします。
ご飯は少なめにして、巻き終わりの部分の重なりシロは多めにとっておきましょう。
また、失敗して上手く巻けなかったとしても諦める必要はありません。
ラップでギュッと巻いて形作り、乾燥しないようそのままスーパーの袋などに入れ冷蔵庫に保管しておくことで、海苔もご飯もそのままの形に馴染んで落ち着いてくれます。
今年はぜひ一度、手作りにチャレンジしてみてはいかがですか。