年越しそばは関西風のレシピで!関西と関東の違い/具は何を入れる?
2018/12/12
今年もいよいよ終わりに近づいてきました。
最後の締めくくりとして、一年を振り返りながら食べる年越しそばは格別です。
ところで、年越しそばって関東と関西で結構違うんですよね。
それぞれ良い所もあり、またお好みもあるとは思いますが、「今年の年越しそばは関西風で食べてみたい」という方のために、簡単なのに超おいしい作り方とコツをお伝えします。
年越しそばの関西風レシピ
関西と関東の違いはズバリ「だし」と「具」。これについての説明は後述します。
麺に関してはあまり違いは感じません。
それではチャッチャと作り方の説明に入りたいと思います。と言っても超簡単なんですけどね。
ポイントは2つ。
- 生麺か乾麺を使う
- 白だしを使う
たったこれだけ。
ゆで麺はどうしても食感が良くないので生麺か乾麺を使います。
麺は後で そばつゆに入れて温め直すので、固めに茹で上げておくのがコツです。
そばの作り方の手順
1.そばつゆを作る(次章参照)
2.麺をゆでる(固めに)
3.ゆで上がったら水で洗ってぬめりを取る
4.洗った麺をだしつゆに入れ温めなおす
5.お好みの具をのせて完成!
そばつゆの作り方と材料(一人分)
・水200cc
・白だし50cc(ヒガシマルに限る)
・だしの素 小さじ1/3(ほんだしに限る)
・砂糖 小さじ1/3
「え?もうおしまい?」そうです、これで完成です。めっちゃ簡単でしょ?
わざわざ出汁からとるなんて面倒なことはしません。だって早く食べたいじゃないですか。
大丈夫。簡単だけど十分に美味しい関西風年越し蕎麦が出来上がるので心配しないでください。
※そばつゆを作るときに、斜め切りした白ネギを一緒に茹でると味に深みが出ます。
※トッピングとして刻んだ青ネギがあれば最高。
もっと詳しくって方はこちらの記事もどうぞ。
↓
■美味しいかけそばの作り方。白だしで簡単つゆレシピ/寒い日はこれに限る!
年越しそば 関西と関東の違いは だし
子供の頃から慣れ親しんだ味っていうのは、大人になっても好みが変わらなかったりするもんですが、なぜか大阪のそばやうどんは関東の人にも好評です。
一番の違いは「だし」にあります。
- 関東風
濃い口醤油+鰹だしベース→色濃い
- 関西風
淡口醤油+昆布だしベース→色淡い
関西は昆布出汁で薄味のように言われていますが、あくまで昆布だしはベースであって実際には鰹節をふんだんに使ってるので、味も 見た目以上にしっかりしています。
この記事の作り方でも醤油の代わりに白だしを使ってます。醤油だとどうしても塩辛くなるし、見た目が黒くなっちゃうんで。
年越しそばの具は関西では何を入れる?
関東はえびの天ぷらが一般的ですが、関西ではニシンが主流。
にしん蕎麦は もともとは京都から大阪に伝わったと言われています。
ニシンっって知ってます? 数の子の親です。おせち料理に数の子を食べるので、残ったニシンを日持ちするように甘く煮て、それを蕎麦に入れたんですね。
でもその甘味が汁にしみだしてきて、何とも だしを美味してくれるんですよね。
ボクは関西人なんですが、今でこそ 年越し蕎麦に天ぷら入れるのも見慣れてきましたけど、最初は「え!天ぷら?」って感じでした。
多分関東の人は「え!ニシン?」なんでしょうね。
まあこの辺はお好みなんで、海老天でも かき揚げでもなんでも好きなものでOK。ただ せっかくの関西風ですし、もし「ニシンそばなんて食べた事ないわ」って人は一度食べてみる事を全力でおすすめします。本当に美味しいですよ。
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■美味しいかけそばの作り方。白だしで簡単つゆレシピ/寒い日はこれに限る!
■冷やしそばの簡単な作り方。おいしいつゆと具/暑い日はこれに限る!
年越しそば 関西風の作り方:まとめ
作り方、めっちゃ簡単でしょ。
自分自身、そばが好きでよく外でも食べるのですが、このレシピ、お店に負けないくらい美味しく出来上がります。
ぜひ関西風年越しそばで大晦日の夜を過ごしてくださいねー。