クリスマスカードを出す時期はいつ?返事は必要?喪中の場合は?
2019/11/30
もうすぐクリスマス。
最近では恋人や友人、お孫さんなんかにクリスマスカードを送る人がジワジワ増えてきているようですね。
でも、「出したいんだけど、イマイチよくわからない」って方もいらっしゃいます。
出す時期って、いつがいいの?
もらった場合、返事ってどうしたらいいの?
喪中の人に送るのはだめ?
ここではこクリスマスカードに関する疑問やマナーについて解説しています。
クリスマスカードを出す時期はいつがベスト?
タイミング的には11月30日~12月10日くらいに投函するのがベストです。
クリスマスカードだからといって24日や25日に届くのが良いというわけではありません。
また、年賀状は早めに出してもきちんと元旦に届けてくれますが、クリスマスカードはそういった仕組みのものではありません。
欧米では、一般的にクリスマスカードは12月最初のほうから15日位を目処に届くようになり、それらを壁に貼ったり机に飾ったりしてクリスマスの雰囲気を楽しみます。
日本では、まだそれほどクリスマスカード自体が浸透していないので、あまり極端に早い時期に届いたりしないかぎり、受け取った側としてもそれほど違和感を感じる事はないでしょう
クリスマスカードに返事は必要?
クリスマスカードが届いた場合は、やはりマナーとして返事は出したほうがいいですね。
きちんとした決まりはないのですが、日本人は返礼という感覚が当たり前のようになっています。
ただ、年賀状なら返事を出すのがマナーですが、クリスマスカードに関してはその風習自体がまだ根付いていません。
クリスマスカードが送られてきても「あ、〇〇さんからカードが届いた。うれしいな。今度あった時にでもお礼を言わなくちゃ」くらいではないでしょうか。
なので、もし送った相手から返事が無かったとしても、それは単にクリスマスカードに対する認識の違いです。
アドバイスもし年配の方からお孫さんにいただいた場合などでしたら、本人からお礼の電話をさせるほうが喜ばれますよ。
クリスマスカードを喪中の人に出すのは失礼?
喪中はがきをもらう前ならまだ良かったのかもしれませんが、もらった後にクリスマスカードを送るのは抵抗がありますよね。
大事なのはクリスマスカードを受け取った相手がどう感じるかです。
あえて送る必要がないのであれば、やめておいたほうが賢明です。
しかし、こういう事に関しては考え方が人それぞれで、これといった結論には至りません。
こういった話になると必ず、やれ喪中とは本来こういうものだとか、やれクリスチャンのしきたりだとか、やれ仏教徒なのにどうこうとか、という意見が出てきます。
風習やしきたりを軽んずるつもりはありませんが、要は、出し手側と受け取り手側の常識や解釈が違えば、良い結果にはならないということです。
昔ながらの形式を重んじる年配の方と、そうでない若い方とでは感じ方も違います。
不幸があった時期が年始と年末とでは、気持ちの落ち着き方にも違いがあるはずです。
ほとんど会ったこともない遠い親戚と、生活を共にする家族の不幸とでは悲しみの深さが違って当然です。
「喪中なのに失礼な」と思うか、思いがけず届いたクリスマスカードに温もりを感じるか、受け取り側の気持ちをよく考えて出すべきですね。
クリスマスカードを出す時期のまとめ
クリスマスもハロウィンも、元は海外のものですが、日本人は色んなアレンジを加え、独自の文化に変え楽しむ術を知ってます。
あなたが贈ったクリスマスカードで、受け取った人が少しでも温かい気分になってもらえたら嬉しいですね。