ニューバランスML574DANはオールレザー仕様でメッチャおしゃれ!
自分、もともとブランドとか これと言ったこだわりはありません。
スニーカーを選ぶ時も、何となくかっこいい(ように見える)という理由でたまたまナイキが多かったですが、別にアディダスでもどこでも。
ところが最近、やけにニューバランスのスニーカーがおしゃれに見えてきたんですよね。
で、先日「ML574DAN」っていうのを購入したんですが、これが実にスバラシイ。
というわけで今回は、ニューバランス初心者のボクが自信満々にML574DANの魅力を語ってみたいと思います。
ニューバランスフリークの方はサラッと受け流しておいてください。
ニューバランスML574DANはオールレザー仕様
実はニューバランスのスニーカーを買うのは2足目。
1足目はML373RBSというモデルで定価8,000円くらいのもの。これがABCマートのセールでたしか2,000円程安くなってたんですよね。
渋めの赤色の中に紺色のNマーク。おーなんてかわいいんでしょう。しかもお買い得ってことで飛びつきました。
後で知ったんですが、これはABCマート限定モデルだったみたいです。

で、そのML373RBSの履き心地がすごく良かったんで、今回2足目となるML574DANを購入したというわけです。
冒頭で「ブランドに対するこだわりは無い」と書きましたが、靴自体は好きなんです。なのでML574の評判がいいのは知ってました。人気がある定番シリーズだということも。
ただ、それ故 街中でのML574遭遇率があまりにも高く、人とかぶるのがイヤでなんとなく避けてました。かといってML576だと値段は倍以上、しかも見た目のデザインも似ていて違いがよくわからないし。
何より税込み3万円近い金額はちょっとキツイ。はい、値段にはこだわるんです。
そんなときに発見したのがこのML574DAN。素材がレザーというのにやられました。
アウトドアっぽさを抑えたことでタウンカジュアル系のきれい目ファッションにも合いそうですし、何よりこれならあまり人とかぶることも無いかなと。
ML574DANはシルエットがシュッとしてる

お店で見たとき思ったんですが、Nマークや靴紐など色が全て統一されているせいか、なんとなく他のML574に比べてスリムな印象。目の錯覚というやつですかね?
本来ML574って全体的にボッテリとしたシルエットで それはそれでカワイイんだけど、これはもっとシュッとしていて大人な感じ。
NEW BALANCEの公式HPを見ると、
「574」の特長のひとつである安定感のあるラスト「SL-2」に微調整を加え、ホールド性を向上するとともに美しいフォルムを実現。
とあるので、配色だけじゃなく実際に微妙に形を変えてるのかもしれません。
知らんけど。
ちなみに、このラストってのは木型のことですね。
ニューバランスのラスト(木型)にはSL-1とSL-2の二種類があって、SL-1はやや細身、SL-2は横幅がややゆったり目なんだそう。
足幅広めで甲高という典型的日本人の足型なボクには、SL-2のほうがフィットするのは間違いありません。
ML574DANは色目がナイス!
用意されているカラーは、
- DAK(ブラック)
- DAN(ネイビー)
- DAW(ホワイト)
の3色展開。
最も上品だったネイビーを一目見て気に入りました。
一口にネイビーって言ってもいろいろあるんですが、これは少しグレーが混じっているようなダークネイビーというか、それでいて地味すぎない本当に品のいい紺色です。
ところで、NがネイビーでWがホワイトなのは解るけど、どうしてKがブラックなのかは不明。ひょっとしてクロ(黒)って事?まさかね。
箱には「COLOR:PIGMENT」って書いてあって、「?」ってなったけど、どうやらPIGMENTってのは顔料のことのようです。
よく見たら右上に小さい字でPIGMENT(DAN)って書いてました。

素材はオールレザー
今回購入したこのML574DANはアッパーの部分にレザーが使われてます。
しかも通常のML574ではメッシュ素材のところがパンチングレザーになっていて高級感があります。
個人的な話で申し訳ないんですが、実はこの革製品というものがすごく好きなんですよね。
鈍い光沢感、本革特有のかすかなシワ、使い込まれるにつれ出てくる風合い、何ともたまんない。
スニーカーなのでそれほどお手入れに神経質にならなくても大丈夫ですしね。多少の汚れや傷は味です味。
ソールは結構ごつい
見た目からはあんまり感じなかったんですが、履いてみるとソールは結構ごついです。
実際の高さってどのくらいなんだろうと気になって測ってみたところ、ヒール部分で大体32ミリくらい。
これは地面と中敷きのかかと部分の上までを差し引きして測った寸法。つまりこれを履くと3センチくらい身長が高くなるってこと。ちょっと得した気分です。
グリップ力がありそうなアウトソール
ML574はもともとオフロード仕様なので、靴底がこのようなゴツゴツしたデザインになってます。
こういうゴツゴツ系のソールって、よく小石が挟まって「ええい もう!」ってなるんですが、これはスキマが適度に広いのでそういったイライラもなさそうです。

ミッドソールが履き心地の決め手
ミッドソールっていうのは靴の外側から見えるクッション部分のこと。つまりアッパーと靴底との間。
ここには衝撃吸収性のある合成樹脂素材をポリウレタンで包んだENCAP(エンキャップ)という素材が使われてます。
世界初のENCAP搭載モデルでもある1300シリーズを履いたラルフローレン氏が「雲の上を歩いているようだ」と その履き心地を絶賛したというのはあまりにも有名な話。
実際、これを履いて歩くとフワフワとした感じでなんとも気持ち良いです。

インソールもそれなりに気持ちいい
公式HPによると「EVAからPUに素材変更してグレードアップ」なんだそう。
ML373に入ってたのはわりと固い感じがしたんですが、こちらは柔らかめでもう少しフワフワ。
言われてみればクッション性というか反発性がいい気もするど、同じ靴で履き比べたわけではないので、どちらが疲れるとか疲れないとか はっきりとしたことは不明。でも足の裏に感じる気持ちよさというのは確かにあります。
歩いたときのサポート感がすごくいいのはこのインソールとミッドソールのおかげなのかも。
知らんけど。
いずれにせよ中敷きは消耗品みたいなところがあるので、そのうちヘタって寿命がきたらニューバランスのカップインソールRCP150に交換する予定。
足が疲れるって方、これおすすめですよ。
↓
靴紐はアッパーと同色
靴紐の良し悪しってあまり分からないんですが、まあ普通です。ただタンの部分と同じ色、同じ風合いに仕上がっているのはさすが。
あと、安い靴だと「靴紐入れといたから、あとは自分で通してね」みたいなのも結構あって「えっと、どうやって通すんだっけ?」って悩むことがあるんですが、これは最初っから通してくれてるので地味にありがたかったです。
ただ細かい事を言うと、2ヶ所ほどヒモがねじれて通してあるところがあったりで、それはちょっと残念。
ちっちゃいことは気にしないワカチコ体質のつもりだったんですが、何となく気持ち悪いので直しました。
生産国は?
「Made in Vietnam」
高級ラインの生産国がアメリカ製やイギリス製なのに対し、このML574はベトナム製。これがコストダウンに大きく貢献してるのは間違いありません。
くどいようですが、ボクはデザインと履き心地さえ良ければブランドはあまり気にしません。ましてや生産国なんてのは全くもって気にならないです。
実際 作りもすごくしっかりしてて安っぽい感じもしない、実物をしげしげと眺めてみても雑な部分なんて何一つ見当たりません。
(ヒモがねじれてたくらい。ええ、ちっちゃいやつですよ。)
もちろん、高い物と比べると素材など何かしらの違いはあるんでしょうけど、これで製造コストが下がるんなら大歓迎と言ったところです。
お値段は?
12,800円+(税)
ニューバランスの中では中間の価格帯で、ML576と比べると約半額。
とは言えスニーカーとしてはそれなりのお値段だと思うんですが、このクオリティでこの価格なら納得です。
ちなみに今回も購入したのはABCマート。ABCマートって安いイメージがあったんですが、特価になってるもの以外は基本的には定価販売なんですね。
なので次に同系のモデルを買うときは楽天で購入してポイントをもらいますw
(今見たら・・楽天、安いじゃないですか・・・)
|
new balance ニューバランス ML574 DAN PIGMENT ピグ… |
まとめ。ニューバランスのスニーカーML574DANは良くできてる!
なぜか おしゃれに見えるニューバランス、しかもレザーってところが今回購入に至った最大のポイントでした。
以前買ったナイキのレザースニーカーもかなり履き込んでますが、いい味出してるんです。
もともとML574はカジュアルファッションによく合うと評判のシューズで、Tシャツにジーンズといったラフな着こなしにはぴったり。
今回はシックな色目の革素材というのもあって、ジャケットや綿パンと合わせるなど大人きれい目コーデもできたりと使い勝手がいいです。
ユニセックス(男女兼用)なので、女性が白いスカートと合わせたりしてもかわいいんじゃないでしょうか。
あと、見た目から想像するよりもずっと軽いので、ウォーキングや ちょっとしたトレッキングくらいなら全然使えそう。
(さすがにランニングや登山は無理だと思いますけど。。)
ニューバランスの中では入門編という位置づけですが、なかなかどうしてよく出来てます。
自分にとってのベストバイです。