メガネを軽い痛くないものに/JINSとALOOKとZoffを比較/おすすめは?
2019/12/09
最近、メガネをかけている時間が増えたせいか、鼻のところがとても痛い。
ちょっと我慢できなくなってきたので、もっと軽いやつに買い換えることにしました。
最近流行りのロープライスメガネチェーン店
「JINS(ジンズ)」「ALOOK(アルク)」「Zoff(ゾフ)」
の3店舗に行って、いろいろ比較検討してみました。
メガネを軽い痛くないものにしたい
ここのところ鼻が痛くって。
僕は個人で仕事をしているのですが、仕事柄ほとんど一日中パソコンの前に座って画面を見続けているせいか、メガネの鼻あてのところが鼻に負担をかけまくっていて、くっきり楕円形のかたが付いてしまっているんです。
鼻にあとが残るのも何とかしたいですが、それよりも痛さのほうが辛くて、とうとう頭痛までしてくるようになってしまいました。
苦し紛れに、鼻あてのところに化粧用コットンを適当な大きさに切って挟んでみたりしたんですが、確かに痛みは軽減されるものの、微妙に視界に入ってきてうっとおしい。
しかも、ズレを直すたびに、だんだんコットンの端っこがホツレてきて、それが瞬きするたびにまつ毛に当たってイラっとするため、また別のストレスが。
だいぶ老眼が進んできているためメガネ無しでは仕事になりません。
でも、かけたらかけたで鼻の痛さで仕事に集中できません。
とりあえず何とかしたいと、一時しのぎに100均でシニアグラスを買ってみたのですが、度数を間違って選んでしまい失敗。
お店のサンプルだとこれで大丈夫と思ったんですが、家に帰ってかけてみると気持ち悪くて5分と絶えられません。
アレコレ試してみたものの根本的な解決には至らず、このままでは仕事にも支障が出るので、この際ちゃんとした軽くて痛くないメガネを新調することにしました。
ちょうどカミさんも、普段用のメガネの度が合わなくなってきたので買い換えたいとの事。
たまたま同じタイミングで購入することになったので、その違いなどを比較してみたいと思います。
JINSとALOOKとZoffを比較検討してみる
メガネを買うとなって、まず頭に浮かんだのが「JINS」「ALOOK」「Zoff」の3つです。
いや、ウソです。
正直言うと真っ先に浮かんだのは眼鏡市場のゼログラです。
実はゼログラに関しては以前から興味があり、店頭で試着したことがあったんですが、とにかく軽いです。
フレームは金属なんですがムチャムチャ薄くって軽くって、「これは本当にかけてることを忘れるかも」と思う程。
しかもデザインもかっこいいんです。
そんなゼログラですが、いかんせん税込22,680円はチト高い。
昔の感覚だと「そんなもんだろ」となるのかもしれませんが、最近はもっと安いメガネがいっぱいあります。
しかも今回はあくまで「自宅で仕事するとき用」なので、それほどデザインにもこだわりません。
ということで、ゼログラは却下。
ちなみに「外出用」としては主にこちらの首掛けタイプのものを使ってます。
↓
■老眼鏡の付け外しが面倒なので、首に掛けるやつを買ってみた
各社 軽さをアピールしている商品
で、「JINS」と「ALOOK」と「Zoff」、それぞれのお店をまわってみて、なるべく軽くて鼻にやさしそうなのを探してみました。
やはり、同じような悩みの方が多いのでしょうか。各メーカー、それぞれに軽さを打ち出したラインナップが用意されています。
それぞれ呼び名こそ違いますが、どれも軽量をセールスポイントにした商品で、実際に手にとって見るとかなり軽いです。
お店が違うため、全部を同時に比べてみることができないのが残念ですが、感覚的にはどれも似たような軽さです。
Zoffは鼻あてのところがシリコン製になっているものが多く「鼻に跡がつきにくい」としっかりうたっており、まさに今の自分にうってつけ。
ただ、この鼻パットはクリングスタイプというもので、現在僕が使っているのは、これのプラスチックのタイプなんですね。
この部分がシリコンに変わったところで、接地するポイントが同じだと結局痛くなるのではという心配があったため、今回は鼻あてがフレーム一体型タイプのもので探すことにしました。
なので「シリコンパットだからZoffで」というのはナシです。
価格を比べてみる
上記3種の値段はほぼ同じ。
このへんは各社とも、かなりライバルを意識していることが感じられますね。
Zoff SMARTだけは本体が少し高めですが、SUPRR LIGHTよりも軽いとのこと。
両方持った感じでは、それほど違いは感じませんでした。
4,000円の価格差は軽さ以外の部分にあるのかもしれません。
なお、各シリーズでもっと高い価格帯のものもありますが、今回はできるだけ安くすると決めてるのでZoff SMARTはパス。
僕の場合ほぼパソコン用のためブルーライトカットのPCレンズは必須ということで、値段的には3社互角。
もしPCレンズが不要な方なら6,372円(税込)のJINSに比べ、ZoffかALOOKなら5,400円(税込)なので1,000円ほど安く買えますね。
と言いたいところですが、必ずそうとも言い切れません。後述しますが、場合によっては逆に高くなる事もあります。
—— 追記 2018.12.11 ——
現在は価格が一部変更になっています。
丈夫さは?
まあ、頑丈そうには見えませんが、かと言ってすぐ壊れるようにも思えません。なぜなら、
僕もメガネは何本か持っていますが、そこそこ良いやつでもネジが緩んでレンズが落下したり、フレームが剥げてきたりしてるので、値段はあんまり関係なさそうです。
むしろ壊れにくいんじゃないかという気さえします。
なんていうか、三万円の万年筆は落としたら壊れそうだけど、100円のボールペンは全然平気、みたいな。
僕とカミさんが購入したメガネ
僕は「JINS」で購入
Zoff→ALOOK→JINS という順番でお店を回ったんですが、それほど品質に差があるとは感じませんでした。デザインもどこも良かったです。
強いて言うなら、今回訪れたお店の中ではALOOKが一番バリエーションも豊富で、ポップな柄のものが多かったように思います。
Zoffもデザインはシンプルですが、色使いがおしゃれな感じでした。
JINSに関しては全体的な量としては多いのですが、Airframe自体のバリエーションが少ない気がしました。(特に5,900円のは)
また、色使いや柄に関しても、どちらかと言えば地味(シックというんでしょうか)なもので統一されているように感じました。
ではなぜJINSで購入したのかというと、まずかけたときのフィット感が良かったというのがあります。なんかシックリきたというか。
まあ、見た目はすごくオーソドックスな感じですが、うっすらとしたグレーのフレームが結構気に入っています。
つるの先の部分を自分で自由に曲げて調整できるというのもポイントでした。
Zoffにも同じ機能のものがあるようですが、説明されなかったのでそのときはわかりませんでした。
ALOOKは、自由に曲げれるといったタイプのものではなく、多少柔軟性があるといった感じです。
あと、今回たまたま最後に行ったのがJINSで。
仕事の打合せ帰りに3軒も回ったので いいかげん歩き疲れていたのと、すでに時間も遅かったので「これでいいや」的な部分も多少あったことは否めませんが、結果的にはいい買い物をしたと思っています。
実は後日、このJINSのメガネをかけたまま転倒。
顔から突っ込んでしまったんでかなり大変だったんですが、メガネはなんとか折れずに踏ん張ってくれました。
■JINSのメガネが壊れにくい!形状記憶?柔らかいメガネフレームで助かった!
条件が合えばJINSのReading Grass(リーディンググラス)もおすすめ
もう一つ気になったのがJINS Reading Grass(リーディンググラス)です。
いわゆる老眼鏡ですが、こちらは最初から度数の決まったものが箱に入って売られています。
これのオススメな点というのが、
5,292円(税込)!
—— 追記 2019.12.9 ——
現在は価格が5.500円(税込)になっています。
度数は+1.0 +1.5 +2.0の3種類なので、両目の度数が同じで この3段階の人ならバッチリです。
って、まさに僕がそれに当てはまっているのですが、残念ながらフレームが青色のものしか残っていなかったため断念。
他の度数のものも、結構売り切れていたので人気なのかもしれません。
それにしても、今回僕が買ったやつと見た目も機能もほぼ同じものが半額以下で買えてしまうとは驚きですが、お店の方いわく「本来は眼の焦点に合わせてレンズの中央になる部分をもってくるべきなので、常用するメガネはちゃんと目の位置を計測して作ったほうが良い」とのことです。
でも、出先でちょっと携帯見たり小さい文字を読んだりするときのために常にポケットにしのばせておくと便利そう。ぜひ予備に欲しいです。
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カミさんは「ALOOK」で購入
僕の数日前に購入しました。
JINS→ALOOKという順で回ったとのことなので、僕の逆パターンですね。
やはり家用メガネなのでデザインにはそれほどこだわりが無かったようですが、2色使いで、実物はなかなかオシャレです。
前の章でも触れましたが、本来であればALOOKやZoffのほうがJINSよりも1,000円ほど安いはずなのですが、薄型レンズにすると費用が上積みされて逆に高くなる傾向にあります。
そしてかなりの確率で店員さんはこの薄型レンズを勧めてきます。
(このへん、商売上手ですね。)
その点、JINSは非球面薄型のレンズにしても同料金ですので、店員さんとの攻防に勝つ自信のない方はJINSのほうが結果的には安くなるかもしれません。
ちなみにカミさんも、薄型のレンズを勧められて追加料金払ったそうです。
まあでも、このメガネにしてから本読みやパソコンするのがスゴく楽になったと喜んでましたので結果オーライです。
JINS AirframeとALOOK Fitの重さを比べてみた
どちらも全く同じ20gです。
何となくですが、両手で持った感じはJINSのほうが若干軽く感じるのですが、おそらく気のせいでしょう。
今まで使っていたメガネ(重くて鼻が痛くなるやつ)は25g。たった5gですが、かけてみるとその差は歴然。あきらかに違います。
鼻あての形状も今までのものと違うため、鼻に当たるポイントがずれて痛みも軽減されました。
「しかし、5gでこんなに違うなら、やっぱゼログラならもっと負担が少ないんだろうな」と思いながら、一応100均のメガネも重さを量ってみたら、なんと10g!
おいおい、ひょっとして、これゼログラより軽いのでは?
この100均フレームにJINSでPCレンズ入れてもらえないかな。
っていうか、最初からこのくらいの軽さにできないものでしょうか。
付属品
黒いのがJINSで、白いほうがALOOK。どちらもケースとメガネ拭きが付属。
2つ並べてみるとJINSの芸の無さが際立ってます。
写真ではわかりづらいですが、そこそこ大きなメガネでも入るようにしているためか、ゴロっと大きめで野暮ったい感じ。
ALOOKのほうも特にデザインが良いとは思いませんが、JINSに比べるとまだ幾分マシですね。
ロゴは「ALOOK」ではなく「megane ichiba(眼鏡市場)」となっています。
同じ会社なので共有しているのでしょう。
ケースの重さですが
その差20g。
ちょうどメガネ分の重さですが、家用なので気にならないです。
■メガネで鼻が痛い!かたがつくのを防ぎつつ跡を消す方法とは?
■老眼鏡の付け外しが面倒なので、首に掛けるやつを買ってみた
■ピンホールメガネで視力回復する?老眼に効果?疲れ目には?
■JINSのメガネが壊れにくい!形状記憶?柔らかいメガネフレームで助かった!
痛くない軽いメガネのおすすめ:まとめ
一昔前はメガネ屋というとガラ~ンとしていて入りずづらいイメージがあったのですが、今は若者でいっぱいですね。
今回、3軒のメガネ屋さんをハシゴしてみましたが、どこもすごく賑わっていました。
そして、どのお店もすごく良いです。
品揃えも豊富ですし店内もきれい。接客も丁寧で感じがいいです。
レンズの在庫さえあれば、その日のうちに出来上がるというシステムも素晴らしいですね。混み具合にもよりますが、大体30分~1時間くらい。
近くでちょっとお茶してる間に出来るってスゴくないですか?
そして何と言っても値段が安い。やっぱり1本3万も5万もしたら簡単に買えないですもんね。
メガネがファッションの道具として市民権を得られるようになったのも、こうした企業努力あってでしょう。
高級なしっかりしたメガネもいいですが、こういったテイストのもメガネもいいですよホント。
軽いメガネに買い換えたいけど、ロープライスメガネってどうなの?って思っている方の参考になれば幸いです。