年賀状をやめたい!減らす方法と 出すのをやめるタイミング!
2018/12/07
年賀状をやめたい、もう少し減らしたい、そう思った事ありませんか?
しょっちゅう連絡取ってる友人や、忘年会や新年会で顔を合わす人に「今年もよろしく」って、何となく違和感ありますよね。
正直、いらないし、できれば出したくない。でもいきなりやめるのは何となく気が引けるし。
返事がなかった人には次から出さないでおこうと思うんですが、そうするとなぜか翌年は早々に届く。
そこで返事を書かなきゃいいのに、気まずさからついつい律儀に返信してしまい結局やめ時を逃す。その繰り返し。
最近年賀状を作るのも億劫になってきたし、お互い特に楽しみにしているわけでもなさそうなので、もうなくてもいいかなと。
同じように思ってる人、結構いるんじゃないでしょうか。
ここでは年賀状を減らす方法や、やめるタイミングについてご紹介しています。
年賀状をやめたいと思ったきっかけ
年賀状が苦痛に感じる
毎年11月頃になるとクリスマスの話題もチラホラ耳にするようになります。
一年の早さを感じると同時に、何かやり残している事があるようなどんよりした気持ちに。
そう「年賀状」です。
「まぁでもまだ11月だし、ダイジョウブダイジョウブ」と余裕を見せるも、12月がやってくるのは思いのほか早いのです。
さらにその頃になると年内消化の仕事で忙しくなったり、忘年会や飲み会などのお誘いも増えたり。
気がつけば12月も半ば。いいアイデアも浮かばないまま焦りもMAX。
「もうメンドクサイから絵柄の入った市販のやつにしようかな?」
「いっそのこと郵便局で年賀スタンプ押すか?」
「思い切ってミカンの汁であぶり出しにしてやろうか?」
都合よく何とかこの窮地を回避する方法は無いか、という考えが頭の中をグルグルしてしまうのですが、僕の場合 一応デザイン系の仕事をしている手前 市販のものでサラッとという訳にもいかず「あーもっと早くやっておけば・・・」と絶望的になる、というパターンをもう何年も繰り返しています。
進歩ないですね。
年賀状を出したくない
憂鬱だし面倒くさい。年賀状って、こんな苦痛を伴うものでしたっけ?
そもそも僕が出した年賀状、誰か喜んでくれているのでしょうか?
大抵は「あー今年も来てるな」で終わってるんじゃないでしょうか。
聞けば同じように年賀状作成を煩わしく感じている方ってかなりいるようです。
自宅でプリントする事すら面倒なので印刷サービスを利用するという人が年々増えているとのこと。
いやー最近は宛名印刷までしてくれるんですね。しかも投函を代行してくれる丸投げのサービスもあるのだとか。
用意された図案を選んで、住所録データーを渡して、あとはよろしくって。
「もう出す意味無くない?」
いや、僕も一応社会人の端くれ、取引先や仕事などでお世話になった方へはちゃんと出しておくべきだということくらいは解ります。
いくら面倒だと思っていたとしてもです。
でもそういった以外で、年賀状を惰性で出しあっている相手とのやりとりの断捨離は可能なはず。
全員に対して「来年から出さない!」というわけには行きませんが、減らすことならできます。
年賀状を減らす方法
年賀状はいらないと思っている人は意外に多い
ちょっと調べてみて感じたのは、年賀状がいらないと思っている人は意外に多いということです。
やはり惰性での年賀状のやりとりに疑問を感じている方が増えてきているのではないでしょうか。
あと、写真の年賀状に対して いらないと感じている人が多く、中でも
などの年賀状が総じて不評な様子。
これは年賀状自体がいらないと言うより、写真付きはいらないという事かも知れませんが、いずれにせよお金をかけて作ってもあまり喜ばれないという残念な結果になってます。
まずは出す人と出さない人に分ける
年賀状を減らしたいと思う反面、繋がっていたい人、毎年楽しみにしている人なども中にはいますよね。
まずは、これからもやりとりを続けたい人と、今後は出さないでおく人とに分けましょう。
僕の場合、次のようにガイドラインを決めました。
出す人
- 仕事関係
これはもう社交辞令だとわかっていても、仕事をしている以上仕方ないかなと割り切っています。
相手方から「虚礼廃止」とかでやめてくれない限り続けるしかありません。なお、書く以上は必ず一言メッセージを入れるよう心がけてます。
- 自分から年賀状を出したい、近況を知らせたい人
- 出しておいたほうがいいかなと思う人
両親・義両親・親戚・仲人など
出さない人
- もう何年も会って無くて惰性でやりとりしている人
お互い解ってるんですよね。解ってるけど自分から止めるのは気が引けるというだけ。
- しょっちゅう会っている知人・友人
わざわざ年賀状で挨拶する必要性を感じません。
- 印刷だけで一言も書いてない人
一言も書いて来ない人には次回から出さないようにします。あと自分が出す場合も、一言すら思い浮かばない人には出さなくてもいいのではないかと思うようになりました。
- 来たから仕方なく返事を出す、という人
「来たら返事を出さなきゃ失礼だし」という場合でも、あえて遅めの返事で対応。
それとなく意思表示することで、相手に切るタイミングを悟ってもらいやすくなります。 - かなり遅れて返事が来る人
しぶしぶ感あふれる返信は断捨離の対象。
案外相手もやめるきっかけを探しているのかも。思い切って次回からは切ります。
豆知識
そもそも年賀状が確立されたのは江戸時代。
当時、お正月はお世話になった方々のお宅を一軒づつまわっていたそうです。
遠く離れた親戚や知人には、挨拶に伺えない代わりとして年賀状を送っていたんですね。
電話すら無かった時代ですし本来の趣旨からすれば、しょっちゅう顔を合わせている人に出すものではないとも言えます。
都合よく解釈しすぎでしょうか(^_^;)∧
年賀状をやめるタイミング
本音ではやめたいと思っていても、なかなか自分のほうから断ち切るのって勇気がいりますよね。
何か身の回りで変化があったら、その時を やめるきっかけにしてみるといいかもしれません。
引越しをきっかけにやめる
新しい土地では新たな出会い、新たなお付き合いが始まります。
引っ越しをきっかけに、今までの付き合いを一度整理してみてはどうでしょう。
住所が変わっても郵便局での手続きによって新住所に年賀状が転送されてしまうかもしれませんが、2年目以降は宛先不明で送り返されますので、やりとりをやめるきっかけになります。
喪中をきっかけにやめる
喪中をきっかけに年賀状を辞める人って意外に多いんです。
喪があけた翌年以降も新年を祝う気になれないというのが主な理由ですが、人間関係を見直す良いタイミングでもあるのかもしれません。
こちら側が喪中になった場合は、喪中はがきに「来年以降の年始のご挨拶は控えさせていただきます」といった内容を一筆書き添えるておくと次から来なくなります。
先方から喪中はがきが届いた場合は、その年、その翌年と、2年連続で出さないでおく。
自然消滅できる可能性が高くなります。
メールでの年賀状に変更する
やめたいんだけど、どうしても踏ん切りが付かないって事もありますよね。
いきなり一方的にやめると失礼と思われそうとか、完全に接点が無くなってしまうのが不安とか。
そういった場合はメールでの年賀状にしてみるのもいいかもしれませんね。
「メールなんて味気ない」「心がこもってない」という意見もありますが、最近は裏も表も印刷された年賀状が主流で、手描きのものってほとんど見る機会がないように思います。
しかも一言メッセージすらなかったり、あっても「お元気ですか?」「また会いたいですね」「今年もよろしく」とかばかり。
これならメールも変わりありません。
ただ注意したいのは、メールもいずれハガキと同じように、「面倒くさい」「やめ時に悩む」という日が来るかもしれないという事。
なので「紙媒体はやめることにしたけど今後もやりとりは続けたい」という相手のみにしておくことをおすすめします。
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年賀状が苦痛で出したくないときのまとめ
以前は、年賀状を出すのなんて当然と思っていましたが、ここ数年、年賀状を作成するにあたり、ふとこの慣例に疑問を持ち始めました。
昔からある文化は大切にしたいですし、なにもかも合理的なのが良いとは思いません。
でも、お互いが心の中で「やめたい」という本音を隠しながら、苦痛に感じつつも無理して続けているのって何だか不自然です。
それって本当は必要なものでは無いんじゃないかな、その不自然さに気づいてない場合もあるんじゃないかなと思ったのがこの記事を書くことになったきっかけです。
あくまで個人的な見解ですが、何かしらの参考になれば幸いです。