七夕の献立で子供に人気のもの/デザートは簡単アレンジで
2017/04/19
夏の行事である七夕。
とはいっても、最近では、笹に願い事を書いた短冊を飾り付けるといったこともあまり行わなくなってきてます。
それほど大きなイベントでは無いのかもしれませんが、何もしないのもなんだか勿体無い。
ましてやお子様がいるご家庭なら、日本の伝統行事である七夕というものを教えてあげたいですよね。
「でも、そんなに大げさにするのも大変だし・・」
大丈夫、夕食の献立を少しアレンジするだけでも七夕の雰囲気が楽しめますよ。
普段作っているものに少し手を加えるだけでOK。
それでは子供がよろこぶ人気のメニューをご紹介します。
七夕の献立で子供がよろこぶ人気のものは?
七夕メニューといっても、特にこうしなきゃいけないといった決まりはありません。
とにかく簡単に楽しめる事を前提に、子供がよろこぶメニューにするのが一番です。
七夕 カレー
カレーは子供だけでなく大人も大好きなメニューの一つですね。
まずはニンジンを薄めにスライスしたものを星形にカット後、ラップに包んでレンジでチン。
あとはスライスチーズやハムを星形にカットしたものを用意しておきます。
カレー自体はいつもどおりもので大丈夫なので、盛り付けと飾りつけで七夕っぽさを出しましょう。
ご飯を天の川にみたてて少しS字を描くようにして、お皿の中央に細長く盛ります。
仕切られたご飯の左右にカレーのルーを盛りつけます。
ご飯やルーの上に、先ほど星形にカットしたニンジンやチーズ、ハムなどをのせれば完成です。
お好みで缶詰のコーンなんかを散りばめると、見た目も明るくなりきれいですよ。
七夕 そうめん
七夕といえばそうめんですね。
そうめんの盛り付け方もいろいろですが、今回は七夕風にアレンジしちゃいましょう。
大きめのお皿の上に茹でたそうめんを盛りつけます。
カレーのとき同様、天の川に見立ててS字に盛りつけるのも、いつもと違った感があっていいですね。
上からオクラを輪切りにして星型にしたものを散りばめるととても見栄えが良くて可愛いですよ。
また星形にカットしたニンジンや、縦に薄くスライスしたきゅうり、半分にカットしたプチトマトと錦糸卵をのせれば完成です。
茹でたうずら卵に黒ゴマで目をつけて織姫様と彦星様みたいにするのも可愛いですよ。
七夕 ちらし寿司
イチからすし酢で作るのもいいですが、市販のちらし寿司の素を使うと具も入ってるので簡単です。
大皿に盛るなら上記のカレーやそうめんと同じようにすればそれらしくなりますが、いつもとはちょっと違ったイメージにしたいなら、透明のカップに入れてカップ寿司にするのがオススメです。
少し大きめの透明グラスでもいいですし、市販のプリンやゼリーが入ってたプラスチックの容器などでもOKです。
ちらし寿司のご飯をカップに入れて、上に錦糸卵や星形ニンジンやハム、のり、などをのせればできあがり。
ちょこっとイクラなどをのせれば一気に豪華で華やかな雰囲気になりますよ。
七夕のデザートを簡単に七夕風にアレンジ
食後にはなにかデザートが欲しいですよね。
せっかくなので、これも七夕を意識して、いつもとは少し違ったものにすれば子供達も喜んでくれますよ。
超かんたんにできる七夕ゼリー作り方
透明感があって色も鮮やかなゼリーは見た目も夏らしいですし、作るのもかんたんなのでオススメです。
市販のゼリーの素などを使ってお好みの味でゼリーを作ります。
固まったらフォークでゼリーをくずします。このとき、フォークを使ってゼリーを十字に切るようにするのがポイント!キレイなかんじにくずれてくれてイイカンジのクラッシュゼリーができます。
グラスにくずしたゼリーを入れたら、その上に缶詰のフルーツをのせ、炭酸ソーダを注ぎます。
ゼリーに色が付いているときは透明のソーダを、ゼリーが透明っぽいものであれば色付きのものにするなどするときれいです。
これらはできれば食べる直前に作るほうが美味しくできますよ。
ちなみにゼリーを作るのが面倒なら市販品のゼリーを使っても全然OKですよ。
空いた透明の容器はカップちらし寿司にも使えますしね。
忙しいときは簡単に済ませちゃいましょう。
七夕のお話を子どもにしてあげよう
「七夕って何の日?」「天の川って何?」って子供に聞かれたら、説明してあげられますでしょうか?
実は大人でもあまり良く知らないって方も多いのではないかと思います。
「七夕カレーだよ〜」「天の川をイメージして作ったの」って食卓に出したら、質問される可能性大です。
聞かれた時にはサラッと答えられるように、聞かれなくても「こうなんだよ」って教えてあげられるようにしておきたいものですね。
それでは簡単にまとめましたので、おさらいしておきましょう。
七夕って何の日って聞かれたときのための予備知識
七夕は日本の平安時代の行事と、中国の伝説が合わさってできたと言われています。
天空の神様である「天帝」には「織女(おりひめ)」という娘がいました。
天の川のほとりで毎日毎日働き詰めだった織女を可哀そうに思った天帝は、対岸にいた牛飼いの青年「牽牛(ひこぼし)」と引き合わせ、二人は結婚しました。
ところが結婚してからというもの、二人はあそんでばかりで働くことを全くしなくなってしまいました。
怒った天帝は、二人を天の川の両側に引き離してしまいます。
引き離された二人は毎日泣きながら暮らしました。
そこで天帝は「毎日まじめに働くなら一年に一回おとずれる7月7日の夜に会わせてやる」という約束をしました。
こうして毎年、7月7日の夜になると、おりひめとひこぼしは天の川を渡って、待ちに待った年に一度の再開をするんですね。
これが七夕にまつわるお話です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
それほど大きなイベントとして扱われていませんが、七夕は古くから伝わる日本の伝統行事です。
子どもたちに七夕のお話をしてあげるなどしながら、楽しく食事を楽しみたいですね。