七草粥は美容とダイエットに効果!健康的に正月太り解消してきれいに
2019/12/01
お正月が一段落する頃、食べ過ぎと飲み過ぎで すっかり変わってしまった体型にため息をついている方も多いのではないでしょうか。
そんな正月太りに悩みだす時期に、丁度タイミングよくやってくるのが「七草粥」という救世主です。
弱った胃腸にやさしい健康食とされていますが、実は意外にも美容やダイエットにすごい効果があるんです。
七草粥が美容に良いとされる理由
七草粥は
「芹/せり」「薺/なずな」「御形/ごぎょう」「繁縷/はこべら」「仏の座/ほとけのざ」「菘/すずな」「蘿蔔/すずしろ」
といった七草をお粥に入れたもので、もともとは無病息災を祈って食べられていたものでした。
現代では1月7日に食べるのが一般的で、ちょうどお正月の疲れがたまった胃腸の機能を回復させるのに相応しい食べ物なのです。
この七草には多くのビタミン、ミネラル、カルシウム、カロチン、鉄分などがバランスよく含まれています。
これらの栄養素によって身体の新陳代謝を活発にすることで、老化防止やデトックス、むくみの解消などに役立ちます。
また疲れた胃腸の働きを正常に戻すことで栄養の吸収を促し、血行を良くすることで内側からの美肌効果が期待できます。
七草粥がダイエットに良いとされる理由
おかゆは水分を多く含んでいます。
おにぎりにするとわずか1個分のお米の量でも、おかゆにすると2杯以上の量になるので、少ない量で満腹感を感じることができます。
そこに七草が加わることでビタミンやミネラル等の栄養も同時に補給することができるのです。
おかゆは低カロリーのダイエット食と言われていますが、たくさん食べれば結局ゴハンを食べているのと同じだけのカロリーになってしまいます。
しかし、白米を食べるときは大抵おかず一緒にも食べています。
七草粥を食べるときはそれのみか、せいぜい梅干しか塩昆布程度にしておけば、通常の食事のカロリー数を上回ることはありません。
ダイエットの基本は摂取カロリーより消費カロリーを増やすことであり、逆に言えば消費カロリーより摂取カロリーを少なくすれば、おのずと痩せていきます。
また、お正月はどうしても食べ過ぎ飲み過ぎで胃腸に負担がかかっています。
七草粥はそんな弱った胃腸に負担をかけずに働きを正常に戻す役割をします。
胃腸の機能を整え基礎代謝を向上させることで消費カロリーも増やすことができるのです。
※もはやそれどころではない、という方はこちらの記事が参考になるかもしれません。
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七草粥が健康に良いとされる理由
七草粥はとても健康によいと食べ物と言われています。
前章で触れた栄養素以外にも「無病息災」の願いを叶えるための薬効成分がとても多く含まれています。
胃腸の消化を助ける事のほかにも、身体を暖める効果、風邪の予防、風邪による頭痛、肌のかゆみ等に効果があるとされています。
体調の良し悪しは外見の肌ツヤなどにダイレクトに影響します。
美しく健康的な肌ツヤを維持するためには、まず体調の管理が大切です。
そういった意味でも、七草粥は健康にも美容にもとても良い、理にかなった食べ物と言えるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
病気をした時でもないかぎり、普段お粥とかは食べないといった人がほとんどだと思います。
ただ、食べて見ると意外にも美味しい事に驚かされます。
美味しくいただけて、美容や健康にも良く、しかもダイエットにまで効果があるなんて素晴らしいと思いませんか?
お正月太りを嘆くのは終わりにして、1月7日の「七草粥」をきっかけに、食生活を見直してみましょう。