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LEDシーリングライトで目が痛い!照明の光がまぶしいときの対策・原因

      2018/07/25

LEDシーリングライトで目が痛いしまぶしい

先日、部屋の蛍光灯が切れたのをきっかけにLEDシーリングライトに取り替えたところ メチャメチャ明るくて感動しました。

ただ、明るいのを通り越してまぶしいんですよね。もう眩しすぎて目が痛いくらい。
そのうち慣れるだろうと思ってたんですが、なかなか目が馴染む気配もなし。

少し暗めに調光しても目の痛みは治まらず、しまいには頭痛までしてくる始末。

このままだとどう考えても目に悪いような気がしますし、部屋にいること自体も苦痛です。

というわけでLEDシーリングライトの光を和らげるために対策を施してみました。

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LEDシーリングライトの光で目が痛い

それにしても明るい。ものすごい明るさで目の奥が痛い。

先日、照明器具をアイリスオーヤマのLEDシーリングライトに交換しました。購入したのは14畳用と8畳用の2部屋分です。

最初は明るくて喜んでたんですが。。。
その時の記事がコチラ。↓
■シーリングライトをLEDのアイリスオーヤマに交換。調光と調色が超便利!

14畳の方はあまり眩しく感じないんですが なぜか8畳の部屋にいるとやたら眩しいんですよね。おそらく普段座ってる位置が関係してるのだと思います。

調色ボタンで電球色に近づけると少しはマシになるものの、それでも以前の蛍光灯と比較すると明らかにまぶしいです。
調光で明るさを下げてもトゲトゲしさはなくなりません。

一応仕事部屋としても使っているため、あまり暗いと作業に支障をきたします。それに、暗くしたとしても完全に眩しさが無くなるわけじゃないんですよね。

LEDシーリングライトがまぶしいと感じる理由

LEDシーリングライトは蛍光灯や白熱灯のような電球ではなく、小さなチップ状のLED素子の集まりでできています。
調光しても、LEDのチップ自体が明るくなったり暗くなったりするのではなく、その点灯するチップの数量で明るさを調整する仕組みなんですね。

なので、点灯する数が減っても、一つ一つのLED自体が放つ光は強力。虎は虎であって猫にはなりません。

試しに手のひらを目の上にあてがい照明の光をさえぎってみると一瞬で目が楽になります。やはり目が痛いのはLEDの強い光源が影響していることは間違いなさそうです。

絶対目に悪影響ありそうなので、いっそサングラスや帽子をかぶろうかと思ったんですが、冷静に考えると家の中でその姿なのも変ですし納得がいきません。

ひょっとして欧米人みたいに彫りが深い顔立ちだったら大丈夫だったのかも。なんとか一時的にデコだけでも出っ張らすことはできないものでしょうか。

彫りが深い顔

LED照明がまぶしいときの対策

普段、部屋で仕事をしているときはブルーライトカットレンズの眼鏡をしてるんですが、LEDシーリングライトの光は眼鏡の上側から入ってくるためあまり効果は無さそうです。

使っているテーブルが白いため反射光の影響もあるのかなと思い、黒っぽい布を敷いてみたんですがそれも大して効果なし。

ちなみに今回購入したアイリスオーヤマのLEDシーリングライトは調光・調色ができるタイプのものなんですが、とりあえず光の強さは10段階の7、色は昼光色と電球色をミックスした中間の色に設定してます。

この雰囲気は気に入っているので、できれば今の色目を保ちながら柔らかい光にすることで眩しさを軽減させたいところです。

光拡散シートを貼ってみた

なにか半透明のフィルムのようなものを使って光を和らげるのが簡単そうです。

以前、LEDダウンライトの光が強すぎたとき、アクリルカバー部分に白いダイノックシートを貼ってみたところ、うまい具合に減光して眩しくなくなった事を思い出しました。

ただ、直径50センチ以上あるシーリングライトの全面に貼るのはかなり大掛かり。かと言って中心部分だけというのも不格好です。

なので、外側のカバー部分ではなくLEDの発光部分を覆っている本体側のアクリルに直接 拡散シートを貼ることにします。

 

用意したのは3Mが販売している「ライトエンハンスメントフィルム」と「ディフューザーフィルム」。どっちがいいか検証してみたいと思います。

3Mライトエンハンスメントとディフューザーフィルム

試しに切れ端をクリアファイルに貼ってみました。左から、

・ライトエンハンスメントフィルム【3635-100】
・ディフューザーフィルム【3635-30】
・ディフューザーフィルム【3635-70】

【3M™ スコッチカル™ ライトエンハンスメントフィルム】
内照サインの内面に貼ることで、光の拡散反射率を高め、照度の向上や光ムラの軽減、あるいは省エネルギー(光源の削減)を可能にします。
内照チャンネル文字隅部の光ムラ改善やLED光源使用時の色差改善にも効果的です。

【3M™ スコッチカル™ ディフューザーフィルム】
高光拡散性を有する白色塩化ビニルフィルムで、内照サイン面板の表面あるいは裏面に貼り付けることにより、内照光源の光を拡散し、ランプイメージのない均整度の高い内照サインを製作することを可能にします。

引用元:3M

「ディフューザーフィルム」は2種類あって「3635-30」が光線透過率が約30%、「3635-70」が光線透過率が約60%。

 

パソコンの画面に透かしてみると光の透過具合が違っているのがわかります。
フィルム自体の厚みも全然違っていて「ライトエンハンスメントフィルム」はカッティングシートよりもしっかりしていますが「ディフューザーフィルム」はペラペラでグニョ~ンと伸びます。

光拡散フィルムを比較

今回はどっちにしてもイレギュラーな使い方なんで、3種類全部試してみて結果の良かったやつを採用することにします。

 

まずは「ディフューザーフィルム」をLEDライトの形状に合うよう、大体の形にカットしていきます。

ディフューザーフィルムの3635-30と3635-70をカット

 

「3635-30」と「3635-70」を並べて貼ってみました。

ディフューザーフィルムの3635-30と3635-70を貼付け

 

照明を点灯。あんまり変化無いですね。
よーく見るとフィルムを貼った部分の光が ほんの少しぼんやりしています。(画面手前側)
ただ、光透過率30%と60%の違いは全くわかりません。
(写真では暗く写ってますが、実際にはメチャ明るいんです。。。)

ディフューザーフィルムの効果

 

再度器具を取り外して、今度は先程の隣の2面に「ライトエンハンスメントフィルム」を貼ってみます。
   
ライトエンハンスメントフィルムとディフューザーフィルムを比較

 

点灯させるとこんな感じ。
「ディフューザーフィルム」と比べると「ライトエンハンスメントフィルム」を貼ったところの光源がかなりぼんやりしてるのがわかります。(画面奥左側)
これなら効果が期待できそう。

ライトエンハンスメントフィルムとディフューザーフィルムの違い

 

最初の「ディフューザーフィルム」を剥がし、全面に「ライトエンハンスメントフィルム」を貼ります。

ライトエンハンスメントフィルムを貼付け

 

イザ点灯。カバーがない状態だとまるでUFOみたい。アンビリバボーで見た気がします。

ライトエンハンスメントフィルムを貼付けて点灯

 

カバーを取り付け。フィルム貼り付け前の写真と見比べると丸い輪っか状の光の影が拡散され、明るさが全体的に均一になってます。

ライトエンハンストフィルムの効果

この処置を施してみた結果、以前のトゲトゲしさが無くなりやさしい柔らかい光になりました。
ようやく眩しさからも開放され、目の痛みもなくなりました。

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LEDの光が眩しい原因は何だったのか?

眩しくて目が痛い原因ですが、やはり単純にLEDの光が強いんだと思います。

今回、2部屋に取付けた照明器具が同じシリーズの商品だったにも関わらず、8畳用を付けた部屋でのみ目が痛くなったことから、メーカーや機種による差ではなく 照明との位置関係が影響してることは間違いなさそうです。

蛍光灯は拡散型で壁や天井などに反射した間接的な光も含め部屋全体を明るくするのに対し LEDは直下型。つまり、下向き方向の明るさが強いのが特徴。なので、以前と同じ位置に座っていたとしても、直接目に入ってくる光の割合が多いんです。

照明器具が頭の真上か少し後ろ側にくるような位置に座るなど、直接視界に入り込まないようにすれば眩しく感じることはありません。

あと、LEDというのは電器の消費量を抑えるために、目に見えないスピードで点滅を繰り返しているんですね。
そのすることで電気代を安くすることができるんですが、その点滅が目の疲れに関係しているのかもしれません。

ちなみに、今回試してみた「ライトエンハンスメントフィルム」と「ディフューザーフィルム」ですが、実は大判しか販売してません。
大判だと結構値段が高いんですよね。特に「ライトエンハンスメントフィルム」は激高なので、シーリングライト1台だけのために買うのはもったいないです。

「ディフューザーフィルム」のほうはお試しセットが売ってるみたいなので、これを何枚か重ねて貼るのが安上がりだと思います。
A4サイズ2枚入りなので、3重貼りくらいまでならいけそうですね。

 関連記事 

■LEDシーリングライトのメリットとデメリット。蛍光灯交換とどっちがいい?
■シーリングライトをLEDのアイリスオーヤマに交換。調光と調色が超便利!

LEDシーリングライトで目が痛いときの対策 まとめ

LEDは明るくて経済的。世の中の灯りがどんどんLEDに変わってきているのもわかる気がしますね。
ただ、目が痛いのを我慢してると頭痛や吐き気、視力が悪くなるなどの健康被害も考えられます。

座る位置を変えるというのも部屋のレイアウトの問題もあり実際にはなかなか難しいもの。やはり照明器具側に処置を施すのが一番簡単な方法だと思います。

今後、開発が進めばこういった問題点も解消されていくんだろうとは思いますが、とりあえず今現在、LEDの照明の光が眩しい、目が痛い、疲れる、など負担を感じている方は一度試してみるといいと思いますよ。

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