運動なしで痩せる方法。ダイエットするなら短期間で簡単綺麗に!
2018/09/15
「運動なしで痩せる方法があったらいいのに」って思いません?
しんどい事はやりたくないですもんね。
食事制限すればいいんですが、そもそも食欲を我慢するのが結構大変。
カロリー計算してヘルシーメニュー作ったりするのもめんどくさい。
「でもラクして痩せられる方法なんてあるわけないし・・・」と諦めてませんか?
実はあるんです。
ここでは運動なしで、しかも短期間で綺麗に痩せるダイエット方法を、自らの経験を交えながらご紹介します。ご紹介します。
「痩せたいけど運動したくない!」「なかなか痩せない!」という方におすすめですよ。
運動なしで痩せる方法
痩せるだけが目的なら運動をしなくても大丈夫です。むしろしないほうが簡単。
だって運動するとお腹が空きますし。
ダイエットを決意すると大抵は食事を制限するか、運動をするか、もしくは両方を組み合わせるなどして、短期間で痩せたいと考えるのが普通ですよね。
でもこれが意外に難しい。
なぜなら、いきなり高いハードルを作ってしまって続けることが辛くなってしまうから。
ダイエットを失敗する一番の理由は「続かない」事。
「やったけど痩せない」ではないんですね。
食事の量をいきなり半分に減らしたり、ハードな筋トレを始めたりとか、すぐに結果を出したいがために、つい無理な事をしてしまいがちです。
ましてや食事を減らしながら運動もするというのは、いきなり2つのハードルを課してしまってる事。つまり辛さも2倍なら挫折するリスクも2倍。
ハードなトレーニングは、余程意思が強くない限りまず続きませんし、かといって適度な運動だとイイカンジにお腹が空いて逆効果。
空腹感を感じながらの食事制限は、必要以上に苦痛を増やすことになります。
きちっとカロリー計算をし、満腹感を得られるような食事を作れるのであればいいんですが、大抵は面倒くさくて挫折・・・
というパターンを、何度か経験済みです。(笑)
自分も、年齢を重ねるごとに体重の増加が気になりだし、健康診断では悪玉コレステロール値を指摘され、医師から食べ過ぎないことと運動をするよう言われたこともあって、炭水化物抜きのメニュー、腹筋、腕立て、ストレッチ、ジョギングやウォーキングなどのダイエットトレーニングにも取り組みました。
運動をしていると何となく健康になっていくような気がして気分はよかったんですが、やはり体を動かすとお腹が空くので、いつもよりも食べたい欲求が増加。
しかも汗をかいた後はやたらビールが飲みたくなりますしね。
それでも最初のほうは頑張るんですが、そのうちだんだん苦痛になってきて、気がつけば止めてしまっているという事の繰り返し。
こうなると挫折した事実を脳が記憶するため、「自分は意志が弱い」「どうせ痩せれない」といったマイナスの感情や罪悪感が潜在意識として刷り込まれます。
で、悔しい思いに浸りながらヤケクソになって食べるという、典型的なリバウンドのパターンですね。
残念な痩せ方をしてしまった話(余談です)
そんな失敗を何度か繰り返しながら、なかなか痩せられない状態が続いてたんですが、意図せず体重が激減してしまった事がありました。
ある時期、結構なトラブルを抱えてしまい、とんでもなく悩んだ時期があったんですね。
もう食欲が全くわかず、食事が喉を通らない日が続きました。
もちろん運動なんてする気もおこらず、出来ればずっと横になっていたいくらい、ひたすら暗い気持ちで過ごしていました。
もうね、あっという間に痩せましたよ。2ヶ月で10kg近く。
あまりにも痩せていくんで、このままだとマズイってことで、できるだけ食べやすいものを探して無理に食べるといった状態。
人間って、食べないでいるとこんなに簡単に痩せるんだという事を このとき実感しました。
その後トラブルも一段落し、徐々に食欲が戻ってきたと思ったら、今度はあっという間に元通り。
簡単に太れるということも実証済みです。(笑)
誤解のないように言っておきたいのですが、このような食べないだけの痩せ方がいいはずはありません。
ダイエットで綺麗に痩せたい
自分の場合は食べられなかったので結果的に痩せはしましたが、げっそりとやつれた痩せ方をしたので、周りからは「大丈夫?」と心配されたりしました。
どうせなら綺麗に、ストレス無く健康的に痩せたいですよね。
それに、食べなきゃ痩せると言っても、通常の状態ではこの食欲を抑えること自体がまず難しいわけです。
特に主婦の方などは、買い物に行ったり献立を考えたり家族の料理を作ったりしているため、我慢すること自体が辛い状況にあります。
残った料理は勿体ないのでつい食べてしまったりとか。
食べたらダメって、頭では解っていても、気持ちがコントロール出来ないんですよね。
わざわざ自分用の食事メニューを作るのも手間が掛かるし、カロリー計算しながら量を調整するのもめんどくさい。
スポーツするにしても、日々の仕事や家事・育児に追われて時間がない。それに何よりキツイですよね。
まあ、すべて言い訳と言ってしまえばそれまでですが、出来ないものは出来ない。
ではどうすればいいのかというと、食べなくてもお腹が空かない状態になればいいんです。
あ、悩みを抱え込むってことじゃないですよ。
ダイエットするなら短期間で簡単に!
本来ダイエットは1ヶ月に1kg程度を目安に、ゆっくりとしたペースで体重を落としていくのが理想的。
でも大抵は「いついつまでに何キロ減量したい!」とか、「今すぐ痩せたい!早急に!」って事が多いですよね。
それに、長い時間かけてやると、誘惑に負ける可能性も高くなります。
なにより途中で飽きて止めてしまったりすることが一番もったいないです。
短期間である程度体重を落としておいて、あとは徐々に減らしていく、もしくは維持するというやり方のほうが簡単で楽だったりするんですよね。
また、すぐに結果がついてくるとモチベーションもアップしてますますやる気が出て、ダイエットが楽しくなってきます。
なので、まずは最初の短期間で、一旦納得できる結果を残しましょう。
ファスティングダイエットが人気
ファスティングダイエットってご存知ですか?
最近よく話題になっているので聞いたことがある方も多いんじゃないでしょうか。
「ファスティング=断食」と思われがちですが、ちょっと違います。
断食は一定期間何も食べないという、いわば修行のようなもの。空腹になる辛さもありますし栄養不足にもなります。
デトックス効果を期待して断食を始める人もいるようですが、完全に何も食べないというのは体に負荷をかけるため、かなり計画的にやらないと危険が伴います。
その点、ファスティングは消化機能や排泄機能の改善が目的で、その結果痩せる体質になるというもの。
しかも全く食べないのではなく、消化器官を休ませながらも栄養価が高いとされるものを食事の代わりに取り入れるようにします。
糖質制限しながら、食事を低カロリーで満足感が得られるものに置き換えることで、無理なく痩せやすい体質に改善します。
ファスティングのいいところは、手っ取り早く簡単に始められること。
自宅でできますし、手の込んだダイエットレシピを考える必要もありませんので、忙しい方や、ずぼらな方でも大丈夫です。
あと、やり方にもよりますが、大抵は短期間で終わらせることが出来ます。
次章でご紹介するプログラムでもファスティングを行うのは3日間のみ。前後の期間を合わせても合計9日間、半月もかかりません。
ファスティングダイエットのやり方
まずはファスティングの期間を決めます。
1日~3日くらいで行うが一般的ですが、1日だとやはり変化があまり感じられず、満足感が得にくいかもしれません。
個人的には3日間のスケジュールでファスティングを行う事をおすすめします。
そのほうが、より効果を実感しやすく、今後続けていくことの励みにもなります。
1.ファスティング前の準備期間 【3日間】
ファスティングを行う日数を決めたら、それと同じ期間を準備期間とします。
今回は3日間のファスティングなので準備期間も3日にします。
この準備期間は普段よりも食べる量を減らします。
油っこいものを避け、野菜中心のメニューにして、ファスティングにむけて体を慣らしていきます。
- OK食材
ご飯・大豆類(豆腐や味噌汁)・白身魚・野菜・そば・果物・麦茶・ルイボスティー
- NG食材
肉・脂の多い魚・揚げ物・アルコール類・スイーツ系・コーヒーや緑茶・ウーロン茶などカフェインが入った飲み物
- 回復食 1日目
朝食:酵素ドリンク+お粥(五分粥)のうわずみ
昼食:酵素ドリンク+お粥(五分粥)のうわずみ+梅干し
夕食:酵素ドリンク+お粥(五分粥)のうわずみ+梅干し - 回復食 2日目
朝食:酵素ドリンク+お粥(五分粥)のうわずみ+梅干し+お味噌汁(具なし)
昼食:お粥(五分粥)+梅干し+お味噌汁(麩やワカメ)
夕食:お粥(五分粥)+梅干し+お味噌汁(麩やワカメ)+豆腐や大豆の煮物を少し - 回復食 3日目
朝食:酵素ドリンク+お粥(五分粥)+梅干し+お味噌汁(麩やワカメ)
昼食:お粥(五分粥)+梅干し+お味噌汁(麩やワカメ)+豆腐や大豆の煮物を少し
夕食:お粥(五分粥)+梅干し+お味噌汁(麩やワカメ)+豆腐や大豆の煮物を少し - 4日目以降
ここからゆっくりと普通食に戻していきますが、油っこいものや甘いものは控え、最初のうちは主に野菜類やキノコ類を中心に食べるようにします。
食べる量自体も腹6分目~7分目にしておきましょう。
2.ファスティング実施期間 【3日間】
準備期間が終わったら、いよいよ実施期間。
朝昼晩の食事を別のものに置き換えるだけなので、やること自体は簡単です。
置き換えるものとしては、酵素ドリンク・スムージー・野菜スープなどが一般的ですが、中でも現在主流なのは酵素ドリンクです。
実施期間中は、どうやってうまく空腹を紛らわすことが出来るかが一つのポイント。
食べられない事への不満が起きなければ、ストレス無くファスティング期間を終えることが出来ます。
そういった意味でも、酵素ドリンクは満腹感が得やすいですし、ミネラルウォーターや炭酸水などで割って手軽に美味しく飲めるため人気があります。
3.ファスティング後の復食期間(回復食) 【3日間】
ファスティング期間が終わったら、今度は徐々に回復食に切り替えていきます。
これもファスティングと同じ日数の3日間で行います。
実はこの復食期間がファスティングダイエットにおいて最も重要な期間。
ここで気が緩んで一気に色んな物を食べてしまうと、今までの苦労が水の泡となるので注意して下さい。
おそらく、お粥や具なしのお味噌汁がすごく美味しいと感じるはずです。
この頃には体重も落ちていると思いますが、それよりも食に対する考え方がかなり変わってきているはずです。
食べ過ぎない事の快適さや体調の良さを実感してしまうと、以前のように「何も考えずにガツガツ食べる」といった気が起こらなくなり、自然と体に負担のかからないものを選んで食べるようになります。
それどこころか、次のファスティングはいつにしようかと楽しみになるんじゃないでしょうか。
次からファスティングを行う場合は、3日間でなくても、2日間や1日でも大丈夫です。
なお、一連のファスティング期間中はタバコやアルコールは摂取しないようにして下さい。
タバコ自体に太る要素は無いのですが、せっかく体を健康な状態に持っていける良い機会なので、これをきっかけに 禁煙に挑戦してみるのもいいかもしれないですね。
酵素ドリンクの選び方
ファスティングダイエットがブームということもあって、酵素ドリンク自体もいろんなものが発売されてます。
種類が多すぎて迷うかもしれませんので、ここでは酵素ドリンクを選ぶ際のポイントを簡単にご紹介しておきます。
品質の良い物を選ぶ
販売されている酵素ドリンクの中には、主成分が「糖分」になっているものが少なからずあります。
これは生産コストを下げるのと、糖分を加えて飲みやすい味付けにする事が目的なので、品質的にはあまり良いとはいえません。
選ぶ際の一つの目安として、原材料名に「果糖ブドウ糖液糖」や「植物発酵エキス」などの表示があるものは避けるようにして下さい。
あと、添加物が入っているものもやめておきましょう。
低カロリーであること
一口に酵素ドリンクと言っても、それぞれ成分に違いがあって、中にはかなり高カロリーなものもあります。
カロリーが高ければ、食事と置き換える意味がありません。
一日の摂取カロリー量を抑えるため、できるだけ低カロリーな商品を選ぶようにしましょう。
美味しいこと
「良薬口に苦し」なんて言いますが、これは薬ではないですし、マズイほうが効くなんて事もありません。
どうせ飲むなら美味しいほうがいいに決まってますよね。
食事の代わりになるんですから、飲んでて満足感が得られないと嫌になります。
おいしいと感じることができれば「置き換え」が苦にならず、結果的に楽に続けることができます。
味に関しては個人的な好みがあるので何とも言えませんが、品質や使われている成分の量、カロリーなどは必ずチェックしておきましょう。
運動なしで痩せる方法のまとめ
いかがだったでしょうか。
太ってる事って、見た目の問題だけでなく、健康面にも影響があるだけに その悩みも切実ですよね。
「食べる✕動かない=太る」というイメージが有りますが、食に対する意識を変えるだけでも痩せる体質に近づけることは出来ます。
体重は減らしたいけど、どうしても運動したくないって方にファスティングダイエットはおすすめの方法です。
無理して食べたいものを我慢するのではなく、「適量」や「食の質」を意識できるようになり、自然と太らない食生活が身につきますよ。
生活習慣病の改善も期待できるので、体重増加に悩んでいる方は ぜひ一度取り組んでみてはいかがでしょう。