背中ニキビがひどい!原因は何?改善するための方法とは?
2016/11/07
自分の背中って普段あまり見る機会が少ないと思いますが、たまたま何かのきっかけで背中のニキビを発見し愕然としたことはないでしょうか。
「痛い」「かゆい」もさることながら、見ため的にも良くないこの背中ニキビ、本当になんとかしたいですよね。
特に結婚式を控えていたり、海やプールに行く予定があるときなどは、その願いも切実です。
ここでは背中ニキビができる原因と、悪化させずに改善するための方法をご紹介いたします。
背中ニキビがひどい!
ふとしたきっかけで気づいてしまった背中のザラザラ。
あらためて鏡でよく見てみると結構な数のニキビが背中一面に。
本当イヤーな気分になりますよね。
そして毛穴に詰まった角栓やニキビを後ろから人に見られるのはもっとイヤなものです。
ニキビには、白く少し膨らんだ「白ニキビ」、黒くなって膨らんだ「黒ニキビ」、赤く腫れている「赤ニキビ」、黄色く膿んでいる「黄ニキビ」、などがあります。
白ニキビ
ニキビの初期の段階で、皮脂や老廃物が毛穴に詰まりかけている状態です。
ほおっておくと炎症を起こし赤ニキビや黄ニキビへと進行していきます。
黒ニキビ
毛穴に詰まった皮脂や老廃物が毛穴を塞ぎ、古くなった角質が黒い角栓となった状態です。
手でこするとポロッと取れることもよくあります。
赤ニキビ
毛穴に詰まった皮脂に、ニキビの原因であるアクネ菌が増殖して炎症を起こしている状態です。
黄ニキビ
赤ニキビがさらに悪化して膿んでいる状態です。
無理に引っ掻いたり潰したりするのはNG。余計に跡が残ってしまいます。
後述する、普段のちょっとした生活習慣やケアでかなりの改善が期待できますので、あせらずに行ってみてください。
背中ニキビの原因って?
背中ニキビの原因はストレスから
実は、ストレスはニキビの最大の原因とも言われています。
若いころに出来るニキビは、ホルモンのバランスによる皮脂の分泌によるものですが、大人になってからのニキビはストレスが大きな要因と考えられています。
ストレスにも色々ありますよね。職場の人間関係、仕事による疲労や寝不足、恋愛、育児、慣れないことでの緊張など。
結婚式前になると急にニキビが出来だしたという話を良く聞くのも、ある意味緊張からくるストレスなのかもしれません。
実際に、ずっと治らなかった背中ニキビが、ストレスから開放された途端に無くなり、肌全体の調子がよくなるといったことはよくあります。
ストレスを無くすといっても、なかなか簡単ではないと思いますが、軽いスポーツなどで適度に体を動かしたり、映画を観たり音楽を聞くなどして気分転換するなど、自分に合ったストレス解消法を見つけるようにしてくださいね。
背中ニキビの原因は食べ物にもある
背中ニキビに限らずですが、吹き出物や肌荒れは食生活がかなり影響しています。
やはり油っこいものばかり食べていたり、大量に飲酒したりするのはよくありません。
意識的に野菜や根菜類をたくさん摂るような食生活を続けていると、お肌の状態はかなり改善しますよ。
あと、チョコレートを食べ過ぎるとニキビが出来やすいとも言われています。
基本的に甘いものや高カロリーのものは取り過ぎないほうがよいでしょう。
背中ニキビを改善するには?
背中ニキビ お風呂での洗い方
背中には皮脂を分泌するためのたくさんの毛穴があります。
その皮脂を上手く体外に出せればいいのですが、普段あまり注意深く見ないですし、また手が届きにくい場所ということもあって、どうしても洗い方がおろそかになりがちです。
汗や垢、古い角質などによって毛穴がふさがれてしまい、中で固まったり、押し出しきれずに盛り上がったり、ひどい場合は炎症をおこしたりします。
また、身体を洗ったあとにシャンプーやトリートメントをすると、その石鹸カスがすすぎきれずに雑菌が発生したり、刺激になる成分が残ってしまい、そのせいでニキビなどの肌荒れの原因になることがあります。
洗う順番としてはシャンプーとリンスをした後に、湯船に浸かって皮膚を柔らかくし、充分に毛穴が開ききった状態で優しく洗うようにします。
背中の中心は少し窪んでいるのため洗い残しが出やすいので、持ち手がついたウォッシングタオルやボディブラシなどを使って丁寧に洗うようにしましょう。
丁寧にといっても、強くこする必要はありません。強くこすりすぎると肌を痛めますし、ニキビを潰してしまうことにもなりかねませんので、むしろやさしく洗うようにしてください。
石鹸やボディーソープは、泡立ちがキメ細やかで、汚れを吸着してくれる低刺激のものを使うようにしてくださいね。
また、石鹸の成分が残らないよう、すすぎは念入りにしましょう。
背中ニキビには保湿が一番大切
お風呂あがりの保湿、これはとても重要です。
お風呂からあがった直後は肌の温度が上昇しているため、急速に皮膚の表面から水分が蒸発していきます。
背中のニキビを治すためには、乾燥を防ぎ、とにかく肌をしっかりと保湿させておくことが大切です。
肌が乾燥する前に保湿効果の高い 専用のクリームやジェルなどですばやく水分を閉じ込め、みずみずしさを保つようにしましょう。
背中ニキビが治ってきても、油断しているとまたポツポツと予備軍が発生しますので、予防のためにも保湿は欠かさないようにしなければなりません。
特に冬場は肌が乾燥しがちです。
乾燥すると肌の水分バランスが乱れ、正常な代謝のサイクルがみだれてしまいます。
また、乾燥してかゆくなると、ついつい爪で掻いてしまったりしてニキビを潰してしまうこともあります。
そこからばい菌が入るとどんどん悪化してニキビが増えるという悪循環に。
お風呂あがりだけでなく、常にうるおいを切らさないよう、小マメな肌ケアをこころがけましょう。
背中ニキビはパジャマなど寝具にも注意
うっかりしがちなのが、パジャマや布団、シーツなどの寝具です。
人は寝ている間に大量の汗をかくというのを聞いたことがあると思います。
肌は保湿が大切ですが、布団やパジャマは乾燥させて清潔な状態にしておかないと、雑菌が増えダニの温床になりかねませんし、湿疹やかぶれの原因にもなります。
布団やシーツは外に干すか布団乾燥機で湿気をとり、パジャマは毎日取り替えるようにしましょう。
面倒くさいかもしれませんが、こういう細かな積み重ねがキレイになるためには大切なことなんですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
出来てしまった背中ニキビをきれいにするには それなりに時間もかかりますが、根気よく続けていればかなり改善されるはずです。
そしてなにより、新たなニキビを増やさないことが大切です。
お肌の保湿を怠らないようにし、小まめに背中をチェックするようにしましょう。