成人式の振袖で大きいサイズがレンタルで合わない場合は?身長との関係
2017/12/10
成人式に着る振袖、もう予約されていますか?
早めに予約しておかないと、気に入ったものがどんどんなくなってくるため、大半の方が1年位前から探し始められます。
中でも大きめサイズのものは、早めに確保しておかないとすぐに品薄になります。
予約のピークは1月〜3月です。まだ大丈夫だろうとノンビリしていると、
「そのサイズはもうすべて予約が埋まっておりまして・・・」
ということになっちゃうかもしれませんよ。
成人式の振袖で大きいサイズはレンタルできる?
最近は大きめの振袖を用意しているところも多くなってきています。
とはいえ、一番多い160cmサイズに比べると絶対的な数は少なめなので、できるだけ早い時期に予約確保しておくことをおすすめします。
多くの方は成人式の1年前あたりから探し始め、夏頃までには大半の方が予約をすまされています。
あまりギリギリになると、なんとか合うサイズが見つかったとしても、デザインが気に入らないと言うこともありますし、その逆もあります。
そうこう決めかねているうちにどんどん当日が近づき、その頃にはサイズの合うものすら無くなってしまっているかもしれません。
まずはお住まいの近くの貸衣装店、その地域の結婚式場やホテルなどに電話で状況を説明し、自分に合うサイズのものがあるかどうかを聞いてみましょう。
希望するものがありそうなら、試着の確認をとった上で、数を多く取り扱っているところから順番に行ってみましょう。
丈や裄はぴったりなのに身幅が合わないということもありますし、細身の人は思ったほど大きなサイズでなくても意外と大丈夫な場合もあります。
実際に着てみて納得すれば安心ですね。
振袖のサイズがレンタルで合わないときは
希望するものが通常の通常のレンタルで見つからない場合は「オーダーレンタル」か「購入」になります。
振袖のオーダーレンタル
レンタルとしては少々値段は高くつきますが、新作の物をジャストなサイズで着ることができます。
オーダーレンタルを行っているところが少ないので、もし近くで見つけられたらラッキーです。
成人式が終わった後で、その着物が気に入れば買い取ることもできますし、買い取らない場合は通常のレンタル品になるか中古品として販売されます。
金額の相場は、帯や小物など一式含んで、約12万円前後~40万円くらいです。
(買取の場合は別途必要)
振袖を購入
オーダレンタルを扱っているお店や Lサイズの取扱いをしているお店が見つからない場合や今後も振袖を着る機会がありそうな場合、もしくは妹さんも着るかもしれないといった場合は思い切って購入してしまうのも一つの方法です。
自分に合うサイズと気に入るデザインのものをあちこち探し回る時間と労力を考えれば、購入も悪い選択ではありません。
仕立てる場合は、仕立て代含んで25万円~40万円くらいが相場で、これに小物2~3万円程度が必要です。
もし、仕立て上がり済みの振袖やリサイクル品でサイズの合うものがあれば、かなり安く購入できる事もあります。
どうしても近くにそういったお店がない、あるけれども気に入ったものが無く点数も少ない、または予算的に合わない、といった場合は宅配のレンタルや通販のレンタルが便利です。
最近は楽天などのネット通販でも、格安で着物のレンタルを取り扱いしているお店が多くなってきています。
たくさんのものの中から納得できるものをじっくり選べるというのもインターネット通販の良い所ですね。
振袖のサイズと身長との関係
着物のサイズですが、多少のサイズ違いならお端折を調整すれば着ることができます。
ただ、体型にもよりますが綺麗に着るならプラスマイナス8センチ程度までが限界です。
たとえば身長170センチの方が160サイズのものを着るとお端折りがほとんど出来ず、袖も短く手首が出ます。
150センチの方が160サイズのものを着るとお端折りが大きくなりすぎその部分の絵柄が隠れ、裾や袂が地面に擦るというふうになります。
振袖のサイズの見方
ご自分の「身丈」と「裄丈」を覚えておきましょう。
「身丈」は身長と同じなので覚えやすいですね
「裄丈」は首の中心のグリグリからから肩をとおって手首のグリグリまでの寸法を測っておきましょう。
身丈を基準に選ぶ際の目安は、ご自分の身長のプラスマイナス5cm程度のもの。
例えば身長165センチの方なら身丈160~170cmのものを選びましょう。
関連記事■成人式の振袖のレンタル時期はいつごろ?金額はいくら?人気の色や柄は?
■成人式の振袖はレンタルor購入?メリットとデメリット/割合はどちらが多い?
大きいサイズの振袖のレンタル まとめ
探す手順をまとめますと
- 1.自宅近くの貸衣装店、ホテル、結婚式場に連絡し、希望のサイズを取り扱っているお店があれば、まずそこで試着してみる。
- 2.希望するものが通常レンタルがない場合は「オーダーレンタル」か「購入」を検討する。
※「オーダーレンタル」は扱っている店が少ない。「購入」は金額が高くなる。
- お店がない、希望のものがない、予算が合わない、といった場合は「インターネット通販」や「宅配サービスを」探す。
レンタルにしても購入にしても、できるだけ試着をし自分の目で直接確かめて決めるのが一番。そして、すこしでも早く行動することがが大切です。
最近の若い方は身長も高いし手足も長くスタイルが良くなってきていますよね。
きものは昔の日本人体型を基準に作られているので、サイズが合わなくても当然です。
むしろ合わないという事が羨ましいくらいです。
今はそういった方が増えてきているので、大きめのサイズものも以前に比べると多くなってきていますし、外国人観光客にむけて用意されているお店なども結構あります。
探せば必ず見つかりますので、ぜひ気に入った振袖で成人式を迎えてくださいね。