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カブトムシの卵の飼育方法。孵化する時期は?幼虫になったらどう飼う?

      2016/10/22

カブトムシの卵の飼育方法
カブトムシのオスとメスをペアで飼っていると、かなりの確率で卵を産みます。
きちんと育ててあげれば また来年には立派なカブトムシの姿が見れますよ。

でも初めての方にとっては ちゃんと育てるられるかどうか、不安に感じるかもしれませんね。

ここではカブトムシの卵の飼育方法や孵化する時期、幼虫になったらどうすればいいか、ということについてお伝えしています。

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カブトムシの卵の飼育方法

「卵の飼育方法」と書きましたが、卵の期間は自力で成長しますので、飼育というのとは少しは違うのかもしれませんね。
ただ、環境は整えてあげないと上手く孵化しません。

「カブトムシの飼育自体初めて」「卵から幼虫になる過程なんて全然知らない」という人は、どういうふうにすればいいのか、何をすればいいのかすらさっぱりわからないと思います。

卵を見つけても、それが本当にカブトムシのものなのかどうかも自信が持てないかもしれませんね。

まずは基本的なところから見て行きましょう。

カブトムシが卵を産む時期って?

夏の終わり頃になると、カブトムシのメスは産卵の時期を迎えます。

飼っているカブトムシが成虫になった時期や、気温や室温などにもよりますが、一般的には8月~9月頃です。

メスは数回に分けて卵を産む場合もありますし、1回目の産卵を済ませたあと、すぐに死んでしまうこともあります。

産卵場所はマットの中だったりマットの上だったり、いろいろです。

マットを指で軽く掘り起こしてみるなど、わりと注意深く見ていないと気付かないかもしれませんね。

カブトムシの卵の大きさって?

最初の産みたてのころは2~3ミリくらいで少し楕円形をしていますが、数日たつと4~5ミリ程度のまん丸になります。
まるで小さなピンポン球みたいですよ。

色も最初は真っ白ですが、除々に黄みがかってきます。

カブトムシの卵の数っていくつくらい産むの?

飼育環境にもよりますが、大体一回で20~30個位の卵を産みます。
日をおいて2~3回産むこともあります。

カブトムシの卵は取り出した方がいいの?

卵と成虫を一緒にしておくと、成虫が土にもぐったり歩き回る際に足などで卵を傷つけてしまうことがあります。

なので卵を育てる場合、成虫とは別々の飼育ケースにしたほうがいいでしょう。

まず、一旦成虫を別の容器に移した後、マットを新聞紙などの上にそっと広げてみます。

卵は柔らかいので素手でつかむのはNG。
取り出しはスプーン等を使ってマットごとすくい、あらかじめマットを入れておいた別の容器に移動させましょう。

この時のマットはガス抜きが終わったものを使用するようにしてください。

マットは手で少し押し固め、5センチくらいの間隔で指でくぼみを作っておきます。
そのくぼみに一つずつ卵を入れていき、移し終わったら上から卵を隠すようにそっとマットをかぶせます。

あとは乾燥しすぎないように軽く霧吹きしておきます。
かと言ってベチョベチョにしすぎるのはかえって良くありませんのでホドホドに。

カブトムの卵が孵化する時期って?

卵が産まれてから約10日~2週間くらいです。
自分の口で自らの卵の殻を食い破って出てきます。

卵の期間が短いので、注意深く観察していないと、気がついた時にはもう孵化して幼虫になってたということも。

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カブトムシの卵が幼虫になったら

産まれた幼虫はマットをモリモリ食べてどんどん大きくなります。

しかし全ての幼虫が順調に成長するわけではなく、中には途中で病気などにかかって死んでしまう場合もあります。

最終的には1/3くらいの数になるかもしれませんね。

もしたくさんの幼虫が順調に成長していけば、ケースの大きさに合わせて幼虫を分けましょう。

大体、幅30センチくらいの飼育ケースで4~5匹くらいが限度ですので、それを目安にケースの大きさと数を決めてください。

あまり過密な状況で育てると蛹になるスペースが確保できなくなるなど、いろいろ問題があります。

さらに成長して大きくなった幼虫の食欲はハンパ無く、小さなケースだとあっという間にフンだらけになります。
うっかりしてるとマットよりフンのほうが多くなっていたということもあるので要注意です。

あまりケース内を不衛生にしているとコバエが大量発生する事があるんですが、これがかなりうっとおしい。
一旦マットに卵を産み付けられると完全に駆除するのはすごく困難になります。

幼虫の成長には影響しないのですが、気になるようならマットを交換するか、さらに飼育ケースをコバエ進入防止効果のあるフィルター付きのものにするなどしましょう。

 参考記事 

■カブトムシ飼育中のコバエ駆除方法/幼虫の場合はどうする?

また、まれに幼虫がマットに潜らずに上に出てきてしまうことがあります。

しばらく様子を見て、潜る気配がない場合はマットに問題がある可能性があります。

そのままにしておくと最悪死んでしまうかもしれませんので、早急に適切な対処をしてあげてくださいね。

 参考記事 

■カブトムシ幼虫が土の上に出てきた!

まとめ

いかがだったでしょうか。

カブトムシをペアで飼っていると、大体は卵を産んでくれます。

カブトムシの飼育はそれほど難しくありません。
上手く育てればまた来年の夏には成虫の姿を見ることができます。

一年を通して観察していると色んな発見があって楽しいですよ。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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