紫外線からの頭皮ケア。 薄毛に注意!帽子やその他の対策
2017/03/10
紫外線が多くなるこのシーズン、ついつい忘れがちなのが頭皮のUV対策。
思いがけない頭皮の日焼けで痛い思いをしていませんか?
ただの日焼けと軽く考えないで、きちんとケアしないと薄毛やひどい頭皮トラブルの原因になったりします。
ここでは頭皮が日焼けしてしまったときの対処法と、紫外線が原因で薄毛にならないための対策についてご紹介いたします。
紫外線からの頭皮をケアする方法
うっかり長時間、炎天下にいたために頭皮が日焼けしてしまったという事、ありますよね。
頭のてっぺんは最も紫外線を多く浴びやすい場所です。
おもに つむじや分け目など、髪でカバー出来ない部分が日焼けしがちです。
などの症状が現れたら要注意。適切なケアが必要です。
日焼けというのは火傷と同じなので、まずは冷やすことが重要です。
シャワーなどで頭に水をかけるか、保冷剤などで患部を冷やしましょう。
保冷剤を使う際、直接だと冷たすぎて辛い場合はタオルに包むなどして使用します。
痛みがひどいときや炎症を起こしてプツプツができたり汁が出ているときは皮膚科で診察してもらうことをおすすめします。
痛みを感じない時や、少しヒリヒリする程度なら冷やした後に保湿するようにしましょう。
保湿と言っても火傷状態のところに刺激のあるローションなどを塗るのはNGです。
家で過ごすときは濡れタオルを頭に乗せておき、人前に出るときはベビーローションかオリーブオイルなどを塗っておくと良いでしょう。
お風呂で頭を洗う際はシャンプーを使わないか、使うとしても低刺激のシャンプーなどにするのが望ましいですね。
洗い流す際も、熱いお湯だと日焼けを悪化させますので、ぬるま湯を使用するようにしましょう。
紫外線が頭皮に及ぼす薄毛の原因
紫外線を浴び続けると髪の色が抜けてきて、赤っぽくパサッとしたツヤのない感じになってきます。
これが髪のダメージだけならまだ良いのですが、紫外線は頭皮の奥のほうまで入り込んで細胞を壊してしまいます。
頭皮は髪で守られていると思うかもしれませんが、紫外線は髪を通り越して頭皮に影響を及ぼし、これによって毛母細胞の働きが悪くなる事で、抜け毛や薄毛の原因になるのです。
頭皮ダメージは、髪の毛のように色や質感として変化が現れにくいので注意が必要ですね。
帽子などで紫外線対策して頭皮を守る
ここまで、頭皮が日焼けしてしまった場合の対処法を書いてきましたが、今後頭皮を紫外線から守るにはどんな事をすればよいのでしょう。
帽子・日傘などを使った紫外線対策
紫外線が直接肌に当たらないようにするには帽子や日傘などが有効です。
最近ではUVカット効果をうたったものもあるので、どんどん利用しましょう。
「帽子をかぶると頭が蒸れてハゲる」と言うのを聞いたことがあるかもしれませんが、根拠に乏しい情報と感じます。
サイズがキツイなど、継続的な摩擦によって髪が抜けることはありますが、蒸れて髪が抜けることはあまり考えられません。
髪の分け目をマメに変えて紫外線対策
同じ部分が紫外線を浴び続けると、何かしら頭皮に悪影響が出ます。
分け目がずっと同じ方や、ずっと同じ結び方をしている方は、分ける場所や結ぶ場所を定期的に少しずつ変えてみるというのも良いでしょう。
日焼け止めを使って紫外線対策
顔用の日焼け止めクリームを頭皮にも塗っておきましょう。
頭全体に塗る必要はありませんが、主に分け目やつむじなど、地肌の露出している部分を中心に塗っておくと安心です。
また、大量に塗っても意味がありません。むしろ小まめに塗るほうが効果的です。
UVカットスプレーを使って紫外線対策
髪や頭皮に使えるUVカットスプレーというものが販売されています。
直接スプレーできて簡単です。
洗髪の際、きれいに落とすことも忘れずに。
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■日焼けが嫌なら食べ物に注意!促進させるものと防止するもの
まとめ
いかがだったでしょうか。
意外にうっかりしがちな頭皮ですが、紫外線におけるダメージはかなりのもの。
気をつけておかないと抜け毛や薄毛の原因になります。
うっかり日焼けしてしまった場合はとにかく早く冷やすことが重要です。
痛みや炎症などの症状がひどいようであれば皮膚科の診察を受けましょう。
もう一つ、うっかりしてしまうのが目です。
こちらも気をつけないと目の病気につながるので注意しましょう。
また、普段の生活においては帽子や日傘を使用して紫外線をブロック。
髪の分け目や結び目は定期的に変え、日焼け止めやUVカットスプレーを小まめにつけるなど、日頃から頭皮を守る習慣をつけておきたいですね