免許証の住所変更を住民票を移さないやり方!そのままで手続きOK!
2019/01/06
引っ越しをした場合、運転免許証の住所も変更しなくてはいけません。
道路交通法にも「氏名や住所等免許証の記載事項に変更が生じた場合は、速やかに住所地の公安委員会に届け出て、変更に関わる記載を受けなければならない」と記されています。
ただ、短期間の単身赴任・学生の一人暮らし・新居と旧居を行き来している、などの理由により住民票を移さない、移したくない、という方も多いのでは?
でも運転免許証は顔写真が確認できる数少ない身分証明書の一つ。できれば新住所に変更しておきたいですよね。
というわけで今回は、住民票を移動(異動)させないで運転免許証の住所を変更するやり方をご紹介したいと思います。
免許証の住所変更を住民票を移さないでするやり方
免許証の住所変更手続きのやり方はどこでも同じです。
住民票を移していても移してなくても違いはありません。違うのは必要書類だけ。
では順番に説明していきますね。
免許証の住所変更はどこでできるの?
警察署、運転免許センター、試験場でできます。
一番簡単で手っ取り早いのは警察署。
住んでいる都道府県内の警察署なら どこでも手続き可能というケースが多いですが、中には管轄区域内の警察署でなければ出来ない地域もあるので、行く前に一度問い合わせしてみるのがベター。
手続きの方法は?
警察署や運転免許センターに行けば「運転免許証記載事項変更届」という用紙が置いてあるので、それに必要事項を記入し免許証と書類を添えて提出するだけです。
書類の確認後、免許証の裏に新住所を書き込んで返却してもらいます。
なお、一部の試験場などを除き、受付は平日のみというところがほとんどです。
免許証の住所変更手続きには何が必要?
- 免許証
- 印鑑(みとめ)
- 新住所を証明するための書類(次章で説明)
新住所を証明するための必要書類って?
新住所を証明するためには下記のいずれかの書類が必要。
- 新住所の住民票の写し
※(コピー不可)
※(マイナンバーが記載されているものは不可)
※(有効期限3ヶ月以内のもの。6ヶ月以内の地域もあり) - 新住所の健康保険証
- 新住所が確認できる公共料金などの領収書
- 新住所宛に届いた消印が確認できる郵便物
住民票を移動しない場合はどの書類?
住民票を移動(異動)させずに免許証の住所変更をする場合は 前章最後の、
新住所宛に届いた消印が確認できる郵便物
を使います。
ただ、引っ越してすぐに郵便物は届かないですよね。なので、
- 1.自分宛のハガキを新住所に出す。
- 2.新住所に送られてきたハガキを受け取る。(消印を確認)
これでOK。ハガキ一枚で済むので、安上がりだし簡単ですよね。
自作自演みたいで不安に思われるかもしれませんが、これは免許証の住所を実際に住んでいる住所に変更する為の正当な手続きであり、違法でもなんでも無いのでご安心ください。
費用はいくらかかるの?
手数料は無料です。変更に関する費用はかかりません。
手続きにかかる時間ってどのくらい?
手続き自体は非常に簡単。混み具合にもよりますが、早ければ5分程で終わってしまいます。
いつから いつまでにすればいいの?
引っ越し後ならいつでもできます。いつまでといった期限はありません。
免許証の住所変更をしないでそのままにしておくとどうなる?
免許証の記載事項に変更がでた場合は すみやかに変更の手続きをするべきなんですが、住所変更しなくても運転ができなくなるわけではないです。
でも万が一事故でも起こした場合、現住所と免許証に記載されてる住所が違うと取り調べの調書や保険の手続きなど、少々ややこしくなるかもしれません。
また、そのまま住所を変更しないでいると更新手続きのハガキが届かず うっかり期限を逃してしまう可能性もあります。
免許証は身分証明書代わりにもなる重要なアイテム。引っ越しが終わったら出来るだけ早めに変更しておきましょう。
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住民票をそのままで運転免許証の住所変更をする方法:まとめ
以下、まとめておきます。
- 住民票を移さなくても運転免許証の住所変更は可能。
- 新住所宛に自分でハガキを送る。
- その消印が押されたハガキを持って、最寄りの警察署もしくは運転免許センターで変更手続きをする。
- 混み具合にもよるが、免許証の裏に新住所を記載してもらうだけなので、手続き自体はあっという間に終わる。
- 費用は無料
運転免許証は顔写真が確認できる数少ない身分証明書の一つです。
手続自体は非常に簡単なので、いざというときのためにも早めに変更しておきましょう。