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入学祝いは親と子供どちらに渡すべき?誰のもの?相場とマナーは?

      2020/01/05

入学祝いは誰に渡す?

入学祝いを贈るとき、誰に渡せばいいのか迷いませんか?

親に渡すべき? それとも子供本人に?

品物なら本人にあげても問題無さそうですけど、現金の場合はどうなんでしょう?

そもそも、入学祝いって誰のものなんでしょうか?

ここでは入学祝いの渡し方、注意しておきたいマナー、金額相場などについてご紹介しています。

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入学祝いは親と子供のどちらに渡すべき?

入学祝いは子供の親に渡しましょう。

入学祝いは本来「今後の学校生活に必要なものの購入資金などに役立てて欲しい」という意味合いのものだからです。

洋服やランドセル、自転車など、品物で贈る場合は本人に直接渡しても問題無いですが、現金の場合はきちんとお金の使い道が管理ができる親に渡すのがいいです。

子供に直接渡してしまうとお年玉のようなものと勘違いされ、単なる臨時収入になりかねません。

「でも、高校生や大学生なら自分で管理もできるし、わざわざ親に渡さなくても」と思うかもしれないですが、たとえ大学生であっても学生の間は養ってもらっている身。直接本人に渡すのは就職祝いなど、社会人になってからでいいんじゃないでしょうか。

渡すタイミングとしては、子供がいる前で親に手渡すのがベター。

これは、お祝いを贈ったという事を子供にも知ってもらうため。

子供に恩を売るためではなく、その子がいずれ大人になり今度は自分が渡す立場になった時に、入学祝いをもらったときの記憶を経験として役に立ててほしいからです。

入学祝いは誰のもの?

そもそも入学祝いは誰のものなのかって考えてみると、突き詰めていくと当然 子供本人のためのものですよね。

学校に無事入学できた事に対するお祝いですし、渡す側としてもそういう気持ちで贈ります。

ただ、あげたものなんだからゲームにでも飲み食いにでも、本人の希望するものなら何でも自由に使っていいかというと、それはちょっと違うぞとなるはず。

入学祝いは子供のものであって子供のものではない、つまり「子供が遊ぶためのお金」じゃなく「子供のために親に使ってもらうお金」です。

建前上は「なにか好きなものを買ってね〜」て言っても、実は「子供になにか必要な物を買ってあげてね〜」というのが本音。

それって、今後必要となる学用品や制服かもしれませんし、入学金の一部かもしれません。

そう考えると入学祝いは「子供のためのものを親を通じて贈る」という事なんですね。

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入学祝いの相場とマナー

入学祝いの相場と言っても、贈る相手との間柄や付き合いの深さによってもかわってきます。

ここでは一般的に渡す機会が多いであろう「甥・姪に」「孫に」というパターンを例にあげておきます。

入学祝いの相場金額と目安

  • 小学校の入学祝い

    10,000 〜20,000円(甥・姪)
    10,000 ~30,000円(孫)

  • 中学校の入学祝い

    10,000 ~30,000円(甥・姪)
    10,000 ~50,000円(孫)

  • 高校の入学祝い

    10,000 ~30,000円(甥・姪)
    30,000 ~50,000円(孫)

  • 大学の入学祝い

    10,000 ~50,000円(甥・姪)
    30,000 ~100,000円(孫)

これらはあくまで一般的な例です。

年齢にかかわらず、入学祝いは一律1万円とか3万円とか、最初から決めてる人も多いですね。

確かに孫や甥・姪の数が多いと大変ですし、決めておいたほうがいちいち考えなくていいですからね。

逆にびっくりするくらい高額な御祝いを贈ってるおじいちゃんおばあちゃんもいます。

まあ、このへんは個々の事情なんかもありますので、相場にとらわれ過ぎる必要はありません。

ランドセル、図書カード、文房具、腕時計など、品物で渡す場合は、事前に先方の親と相談するようにしましょう。

あと、自分の子供にお祝いを頂いたことがある方に対しては、そのときの金額に合わせておくのが無難です。

入学祝いはいつからいつまでに渡すもの?

贈る時期ですが、大体3月初旬くらいから、入学準備で忙しくなる前の3月中頃までに渡すようにします。

入学前は何かとお金が必要ですし、受け取る側としてもお金の工面がつけやすくなって助かります。

それに、入学前の物入りなタイミングの方が「いただいたお金で○○を買わせていただきました」とお礼も言いやすいですしね。

郵送する場合も そのくらいの時期に到着するよう現金書留で送るようにします。

あと、品物で渡す際は特にギリギリにならないほうがいいです。その辺りは先方と良く相談して決めるようにしましょう。

入学祝いを渡すときのマナー

お祝いを渡すとき、たくさん包んだ方が喜んでもらえるだろうと考えがちですが、まわりとのバランスというものもあります。

極端に多いと他の人に肩身の狭い思いをさせてしまいますし、少ないと今度は自分たちが恥ずかしい思いをします。

お金の事なので周りと相談しにくいという場合は、前章の相場の範囲で収めるのがいいです。

あと、友人の子供に入学祝いを贈る場合も注意が必要です。

たとえ御祝いの気持ちであっても、もらう側にとってはそれが負担になる事も考えられます。

入学祝いはお返し不要というのが一般的ですが、それはあくまで身内の話。
知人友人の間柄の場合は、お返しという儀礼が必ずついて回ります。

いずれ自分が頂く側になったり、また子供の人数によっては損得勘定がうまれるなど、関係性がぎくしゃくする事も。

後々お互いの負担にならないためにも、お祝いを渡す前に一度話をしてみることをおすすめします。

入学祝いの渡し方

現金を渡す際はのし袋に入れて渡します。

  • 水引

    紅白の蝶結び(花結び)

    お祝い事の水引は地方によって「金銀」や「白黄」などもありますが、迷った場合は一般的な「紅白」のものを使っておけば間違いありません。

  • 表書き

    上の段:「御入学祝」「祝御入学」「入学御祝」「合格御祝」
    下の段:贈る人の氏名

  • 中袋

    中袋には金額と贈る人の住所氏名を記入しておきます。

のし袋の選び方や書き方、中袋のお金を入れ方や包み方などは案外ややこしい決まり事があります。
間違った渡し方をしてマナー違反にならないようにしましょう。

もう少し詳しく知っておきたいという方は下の関連記事を参考にしてみてくださいね。

 関連記事 

■入学祝いの のし袋の書き方。中袋のお金の入れ方などを再確認!

入学祝いを誰に渡すかで迷ったとき:まとめ

甥や姪、孫の成長する姿を見るのは楽しみなものですよね。

入学祝いは、おじいちゃんおばあちゃん、叔父叔母がしてあげられる楽しみの一つでもあります。

つい子供を喜ばせようと直接本人に渡してしまいそうになりますが、そこは一旦冷静に。

子供の為の御祝いでもありますが、子供をそこまで育てた親をねぎらう気持ちで贈りたいですね。

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